小沢氏「私の信念正しい」 宮内庁長官にまた辞任要求
民主党の小沢幹事長は15日午後、政治資金パーティーで、天皇陛下と中国の習国家副主席の特例会見をめぐり天皇の政治利用に当たると懸念表明した羽毛田宮内庁長官に対し、重ねて辞任要求し「私の信念は間違っていない」と強調した。小沢氏は「政府が決めたことに役人が口を挟むべきではない。辞めてから言うべきだ。政権交代して政治主導になったことに頭が切り替わっていない」と批判した。
苦情はまだまだ殺到している模様
小沢氏の言動、民主党などに批判殺到
140人以上の国会議員を伴っての訪中や、天皇陛下と習近平・中国国家副主席との特例会見に対する発言など、最近露出が頻繁な民主党の小沢一郎幹事長に対しても批判の声が高まっている。民主党や産経新聞には「国民をばかにしている」など厳しい声が相次いだ。
民主党本部には、新聞やテレビで小沢氏の言動が取り上げられると、多くの意見が寄せられる。党本部によると、「賛否両方あります」。件数は把握していないというが、批判に熱が入るのか、「1時間以上も話す人もいます」と打ち明ける。
産経新聞東京本社にも、小沢氏の言動についての意見が多く寄せられるが、600人以上の民主党関係者らを引き連れた訪中団については、「日米同盟や不況など難問が山積しているこの時期に異常だ」「ご主人の機嫌を取っているようだ」と批判が殺到した。
習氏との特例会見や訪韓容認発言など天皇陛下にかかわる小沢氏の言動については、「天皇陛下を部下だと思っているのではないか」と指摘する声も。インターネット上でも議論が過熱し、「独裁者だ」など過激な発言が目立つ。
川崎市宮前区の会社員、小林哲郎さん(50)は、天皇陛下の特例会見問題について、「今後も繰り返されるのか心配だ。小沢氏は首相でもないのに、発言内容に違和感がある」と拒否感を示した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091216/stt0912161917011-n1.htm
良かったねえ、中国叩きじゃなくて。
これで中国叩きが始まったら目も当てられなかったね!
さて、この問題、あちらこちらで民主党幹部の矛盾が指摘されています。
陛下特例会見は自民のせい!?前原国交相の奇妙なリクツ
天皇陛下と中国の習近平国家副主席の特例会見問題で、前原誠司国土交通相は15日の記者会見で、「元首相からの要請が首相官邸に届いたと聞いている。我々がルールを曲げたのではない」と述べ、自民党側の働きかけが主な原因と強調した。何とも妙な理屈だが…。
外交筋によると、中国側は政府だけでなく、中曽根康弘元首相ら中国とのパイプが太い自民党政治家らにも接触。中曽根氏らは習近平副主席が天皇陛下と会見できるよう各方面に働きかけたが、「30日ルール」を説明されて断念したという。
民主党関係者は「前原氏の発言は、これを踏まえたものだろう。鳩山由紀夫首相の『あなたがたに言われたくない』発言ではないが、批判を強める自民党を巻き込むことで、事態を沈静化させる思惑だろう」と語る。
これに対し、自民党の谷垣禎一総裁は記者団に「全然把握していない。責任転嫁というのが正しいのではないか」と反論。鳩山首相は「今の立場からは申し上げないが、私には直接(要請は)ありません」と述べるにとどめた。
鳩山首相も民主党の小沢一郎幹事長も「あまり杓子定規に考えるよりも、本当に大事な方であれば、許す限りお会いいただく」(鳩山首相)というスタンス。平野博文官房長官も鳩山首相の意向を受けて自ら宮内庁に働きかけたことを認めている。前原氏の理屈では、こうした指揮系統の上に、元首相がきてしまうことになる。
民主党若手議員は「自民党の元首相の要請で政府の意思決定が簡単に左右されるなら、政権交代が起きた意味がない。要請があったとしても、会見はあくまで政府独自の判断だ」と指摘。永田町関係者は「自民党を攻撃したいだけで、きちんとした根拠もなく深く物事を考えないで発言する体質は、永田メール事件から成長していない証。また同じことになるのでは」と話している。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20091216/plt0912161233001-n2.htm
何でもかんでも他人の所為にしていると、結局自分に降りかかって来るんだよ