効率化は「フロッピーで済む」―レセOL訴訟で意見陳述
レセプトのオンライン請求義務化をめぐり、神奈川県保険医協会の会員開業医らが義務化を定めた省令に従う義務がないことの確認を求めた行政訴訟の第2回口頭弁論が11月4日、横浜地裁(北澤章功裁判長)で開かれた。この日の弁論では原告の1人が意見陳述し、社会保険支払基金が掲げるオンライン請求のメリットは、すべてフロッピーディスクで済むと主張した。
弁論では、原告の1人で、神奈川県国民健康保険連合会でレセプトの審査委員を務めている横浜市内の眼科開業医、田辺由紀夫氏の意見陳述が行われた。
田辺氏は、社会保険支払基金が掲げるオンライン請求のメリットの「受付時間の延長」について、「インターネットを使うなら、24時間受け付けても良いはずだ」と述べた。支払基金の事前のチェックで請求データの不備が発覚した場合には、修正の上、当月中に請求できることに関しては、「フロッピーディスクでの請求でも1か月遅れで請求できることが多く、メリットとは言えない」とした。紙レセプトや電子媒体の搬送に比べ、安全性が確保されているとしていることについては、ファイル交換ソフトなどを介してのデータ流出の危険性があるとした。
その上で、オンライン請求の目的である「医療保険事務全体の効率化」は、フロッピーディスクなどの電子媒体でもほとんど変わらないとした。また、レセプトの審査委員の立場から、「番号違いなど事務的なミスのチェックは容易になる」としながらも、検査や投薬内容など医学的な見地からの審査は、パソコンの画面上で1件ずつ切り替えるより紙レセプトを1枚ずつめくる方が短時間で済むと主張した。
この日の口頭弁論ではこのほか、原告、被告の双方から準備書面が提出された。
何を争っているのかいまいち分からない記事だが、今時フロッピーディスクってw