新聞「必要」が91% 読売の世論調査
読売新聞は2009年10月15日の朝刊1面に、同日から始まった新聞週間にちなんで行った世論調査の結果を掲載した。
「最近、インターネットの利用者が増えていますが、あなたは、情報や知識を得るために、新聞はこれからも必要だと思いますか。必要ないと思いますが」という問いに対して、74%が「必要だ」、17%が「どちらかといえば必要だ」と回答。全体の91%が「新聞は必要」と答えた。一方、「新聞の報道を信頼できる」との答えは85%だった。調査は9月5日から6日にかけて、全国の3000人を対象に面接方式で行われた。
先日知り合いの記者さんとした話。
まず、金出してまで読みたい記事は殆ど無いという現実。
政治の裏情報とか、経済に関する情報ならば払ってもらえるだろうけれど、コラムや生活情報なんかでは金を出してもらえない。
新聞が読んでもらえるのは、すべてがパッケージされて売られているからだ、と。
それと新聞の致命的なデメリットは、情報は刻一刻と変わるのに、新聞は朝夕2回しか発行されない。更新頻度が低すぎる。
状況は連続して起こるのに、途切れ途切れの情報しか発信できない。
経営モラル的な問題以上に、「新聞」という形態そのものに限界が来ているという話。
なんにしたって、現状のマスコミが流してくる情報はまったくもって「足り無い」んだよねえ。