鳩山首相、赤字国債発行を一転して容認
鳩山由紀夫首相は2009年10月14日、不況による税収減下ではやむを得ないとして、2010年度予算での赤字国債発行を認める考えを初めて明らかにした。
この日、鳩山首相が記者団に対し、「本来発行すべきではないが、税収の落ち込みを勘案しながら考える必要がある」と明言したものだ。衆院選前には、国債について「増やしたら国家が持たない」と述べていたが、その方針を早くも転換することになった。これで、一般会計総額が過去最大の90兆円台に膨らむ可能性が出てきた。
赤字国債を極力抑えるとの思いでマニフェスト実行=首相
鳩山由紀夫首相は15日夕、官邸内で記者団に対し、「赤字国債を極力抑えるという思いのもとでマニフェスト(政権公約)は実行に移す」との方針をあらためて示した。
鳩山首相は前日、マニフェストを実行するための赤字国債の増発に含みを持たせていた。
鳩山首相は赤字国債を増発させないために、マニフェストを見直す考えがないかを問われ「マニフェストは国民との契約なので、極めて重いものだ」と指摘。ただ「マニフェストの実現よりも、やはり国債をこれ以上発行してはいけないと、国民の意思としてそのようなことが伝えられたら、あるいはそういう方向もあると思う」と語った。
一方、2009年度補正予算の見直し額については「3兆円というところが一人歩きしてしまってはいるが、かなり近づいてきていることだけは間違いないし、できれば皆さん方が期待しているように3兆円に乗せたいと思って最終折衝している段階だ」と述べるにとどめた。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11961920091015
母子加算復活とか、子供手当てとか、高速道路無料化とか無駄なもの止めればいいんだよ!