<亀井金融担当相>「家族間の殺人事件増加」で経団連を批判
亀井静香金融・郵政担当相は5日、東京都内で行われた講演会で、「日本で家族間の殺人事件が増えているのは、(大企業が)日本型経営を捨てて、人間を人間として扱わなくなったからだ」と述べ、日本経団連の御手洗冨士夫会長に「そのことに責任を感じなさい」と言ったというエピソードを紹介した。御手洗会長は「私どもの責任ですか」と答えたという。
会員制情報誌「内外ニュース」主催の講演会で述べた。亀井担当相は御手洗会長との会談時期については明らかにしなかったが、関係者によると、8月の衆院選前とみられる。
亀井担当相は講演で「昔の大企業は苦しい時に内部留保を取り崩して下請けや孫請けに回した。今はリストラだけをしている」と話し、昨秋以降の経済危機で、派遣契約解除などをした大企業の批判を展開。「(大企業が)小泉改革に便乗して日本型経営を捨てたことが社会をおかしくした。責任を感じなければだめだ」と企業の経営姿勢や経団連を批判した。
ハイハイ、人の所為人の所為。
こいつがつくづく馬鹿だと思うのが「世界の中の日本」という視点が無いって所。
鎖国でもしてりゃ半永久的に日本型経営をしていられるだろうけれど、世界経済の流れが変わればそれにあわせて経営方針も変えなくては生き残れない。
中国からのデフレ圧力に耐える方向を模索した結果が今であって、小泉改革とか関係ない。
ただ、経費削減で(まったく同じ土壌にたって)中国並みのコストに対抗しようとしたのは、愚かだったとは思うが。