<温室ガス>25%削減決定 首相が国連でメッセージ
政府は20日夜、「地球温暖化問題に関する閣僚委員会」を首相官邸で開き、温室効果ガス排出量削減の中期目標を、2020年までに90年比で25%削減とする方針を決めた。22日にニューヨークで開かれる国連気候変動ハイレベル会合開会式で、鳩山由紀夫首相が途上国の温室効果ガス削減支援なども含めた「鳩山イニシアチブ」として打ち出し、国際社会に強いメッセージを発信することも確認した。国際会議での発信は初めてで、世界に先駆けて積極姿勢を示すことで、年末に大詰めを迎える13年以降の温室効果ガス削減の国際枠組み作りをリードする狙いがある。
閣僚委終了後、平野博文官房長官は記者団に「日本の技術を提供することで(途上国の)排出量が抑制されるなら、日本も協力する覚悟はある」と述べ、首相が国連での演説で途上国に対する資金・技術支援に触れることも明らかにした。
表明しておかないと反対者はいないと勘違いするからな、こいつわ。