ニセ札「スーパーノート」、スイス製印刷機と仏製インクで製造=北朝鮮
【大紀元日本8月28日】北朝鮮で製造されたと見られる100ドルの偽造紙幣「スーパーノート」がアメリカ国内で相次いで摘発される中、英紙「インディペンデント」が、その疑惑について報道した。
報道によると、ある脱北者の話を引用し、スーパーノートは平壌近くの平声(ピョンソン)など3カ所の印刷工場で製造されており、工場に勤める人々は他の一般労働者より「特別待遇」を受けているという。スーパーノートは北朝鮮政府の「39号室」と呼ばれる機関が管理し、主に平声の「62号印刷所」で製造されている。
北朝鮮労働党中央委員会に勤めていたある脱北者は、「『62号印刷所』の労働者らは一日当たり米600gと、『家族食糧』など良質な食糧の配給を受けるなど、一般の北朝鮮労働者に比べて、はるかによい待遇を受けている」と話す。
スーパーノートの製作に使われる印刷機はスイスの「デラルー・ジオリ(De la rue Giori)」社製のもので、主な印刷機以外の設備は日本製が多く、紙は香港から、インクはフランスから持ち込まれている。米検査官も感服するほど、それらの偽札は「そっくりで、クオリティーが高い」らしい。
米連邦捜査局(FBI)は、2003年から2005年の間に、北朝鮮が偽札製造に関与しているとする証拠を提供し、その密輸ネットワークがあることをほのめかした。一方、北朝鮮の国営週刊誌「統一新報」は当局スポークスマンの話を引用し、「偽札について、うるさく騒いでいるが、米国はその主張を裏付ける証拠を何一つ出していない」と報道、偽札製造について北朝鮮側は認めていない。
http://www.epochtimes.jp/jp/2009/08/html/d94765.html
中国の現地情報>最近中国では機械でも見分けが付かない精巧な偽札が出回っているそうな。
(※中国は偽札が多くて、どの店でも偽札探知機みたいなものがレジの隣に置かれているので、ここでいう「機械」とは多分その簡易偽札探知機の事だと思われる)
とにかく、ちょっとやそっとでは見分けが付かない精巧なもので、恐らく北朝鮮製ではないかと言われている。
そしてもしこれが本当に北朝鮮の仕業なら、中国様もさすがに黙っていないだろうとも。