国の借金860兆円に増加 補正予算で過去最高に
財務省は10日、国債と借入金、政府短期証券を合わせた国の債務残高(借金)が2009年6月末時点で860兆2557億円になったと発表した。前回発表の08年度末時点に比べ、13兆7587億円増加し、過去最高となった。国民1人当たりの額は、09年7月1日時点の人口推計1億2761万人で計算すると、約674万円。債務残高は3カ月ごとに公表。過去最高は07年度末時点の約849兆円。
やっぱり、財務省が増税狙いで煽っているのかねえ。
一括払いする気も必要も無いのに、国民一人当たりで計算する意味がわからない。
大体純粋に借金は300兆程度だと言うに。
でもこの程度の情報操作でも、バカな庶民を騙すのには十分なんだよなあ。
あ、「踏み倒す」という言葉に反応する人がいるけど、釣りだから。
何度も書いていることだが、何度でも書くことにしよう。
国家に事実上寿命が無い以上、借金はいくらでも返済繰り延べ出来るのだから、借り換えを繰り返して100年でも1000年でも返済先延ばしにしてしまえばいい。
また100年後1000年後になったとき、物価(貨幣価値)が同じという事はありえないわけで、例えば、今の1万円が千円程度の価値しかなくなっていれば(インフレ)、300兆の借金は30兆程度に目減りするわけで。
更に言えば、同じ事をもっと時間を早めて行う事も出来る。
それは通貨の増刷。
通貨が増えれば通貨価値が下がる為にインフレが起こり、それによって借金を踏み倒す事が出来る。
また発行した通貨で返済してしまう事も可能。
こういう極端な手もあり、という話だが、ユーロのような共通通貨ではない自国通貨の強みは為替操作が可能なところにある。
口先介入も出来るしね。
それはそうと、どうやら民主は政権を取ったら増刷するつもりでいるらしい。
正確には日銀に買いオペを増やさせる、という事だが。
(数日前に日経かどこかで読んだのだが、ネット上のソースは探すのに疲れて諦めたwごめん。)
買いオペレーション(日銀による国債買取)は政府の自作自演による通貨の増刷を意味する。(政府が発行した国債を、政府の子会社である日銀が買い取る。買い取る為の資金は日銀が刷った円)。
そりゃそうだよなー。あれだけばら撒こうと思えば円を刷るしかないもんなー。
多少刷る程度なら微インフレで済むが、民主が公約をマジ実行しようとして、そのための資金を買いオペに頼るならば、恒久的な政策が多いゆえに洒落にならないインフレ化が予想される。
民主は日本をどこに連れて行くつもりなんだか。