受信料、憲法に違反せず 未払い訴訟で東京地裁判決
NHKが、番組内容や不祥事などを理由に受信料支払いを拒否していた東京都内の男性2人にそれぞれ約8万円を請求した訴訟の判決で、東京地裁は28日、請求全額の支払いを命じた。綿引裁判長は「受信料支払い請求は、放送内容や経営活動を適切と認めるよう男性らに強制するものではない」と指摘、「放送法は民放の番組視聴を妨げていない」として、知る自由を妨げる憲法違反との男性側の主張を退けた。
NHK受信料未払いはダメ!東京地裁「自由意思で契約、解約できた」
放送受信契約を結んでいるのに受信料の支払いに応じなかったとして、NHKが東京都練馬区の男性(35)と江東区の男性(40)に、未払い分の支払いを求めた訴訟の判決が28日、東京地裁であった。綿引穣裁判長はNHK側の訴えを認め、請求通り男性2人にそれぞれ8万3400円ずつの支払いを命じた。
被告側はこれまで「男性らは思想に基づいて受信料の支払いを拒否しており、自宅に受信機を設置してあるだけで受信料の支払いを強制されるのは、『思想・良心の自由』を定めた憲法19条などを侵害している」と主張していた。しかし、綿引裁判長は「男性らは自由な意思に基づいて受信契約を結んでおり、解約の方法も事前に知ることはできた」と指摘した。
また、被告側が「民放のテレビ番組だけを見ていた」などと主張していたことについては、「NHKの番組を一切試聴せず、民放番組のみを試聴することが日常生活において一般的とはいえない」と退けた。
判決によると、男性らは平成14~15年にNHKと放送受信契約を締結。いずれも16年3月31日まで受信料を支払っていたが、同年4月以降は支払いをやめていた。
被告側代理人は会見で、「『契約書があるから契約が成立している』ということしか書いておらず、極めて形式的な判決」と批判。NHK側は「全面的に主張が正当と認められた適切な判決」とコメントした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090728-00000571-san-soci
この訴訟の存在を知らない、支払い拒否運動参加者が相当数いらっしゃるようで
私はいつもリスクについては(判る範囲で)ちゃんと言っているつもりなんだが、他所ではどうも教えないらしい。
しかし、これ見るとどうも「解約」すれば問題ないようなので、支払い拒否に参加する人はちゃんと解約してね