時限爆発式消火器

消火器大爆発　製造不良の消火器が時限爆弾化　どこにあるのかわからない

'時限爆弾'不良消火器…なぜ爆発したのだろうか

家庭用の消火器が爆発する、信じられない事故が起きた。
このような事故が公式に発表されたことは、今回が初めてのため、消防当局が緊急調査を始めたが、古くなった消火器を新品として売るために再充填したのが原因と解った。

忠南（チュンナム）、瑞山（ソサン）でブティック店を運営するパク・某(33)氏は、去る5日に驚いた胸をなで下ろさなければならなかった。

しばらく席を外した間、事務室に置いてあった消火器が、大きい音と共に爆発する信じられない事故が発生したためだ。

パク氏は"'バンと'とする爆発音を聞いた、近隣の商人らから電話を受け、急いで事務室に帰ってみると、消火器からは粉末が噴水器のように吹き出ていて、あたかも白い雪が覆いかぶさったようだった"と話した。

パク氏が購入した消火器は、去る5月に古くなった消火器を交替するため、市場商人らで共同購入した製品だった。

当時パク氏など一部の商人らは。D業者から新製品という説明を聞いて。消火器を2万ウォンに購入し、他の商人らは1万～1万 5千ウォンを払って、既存の消火器の消化粉末薬剤とガスだけ交替するチュンヤク(再充填)をした。

事故が発生すると、消防防災庁と消火器品質検証を受け持っている、消防産業技術院は直ちに爆発した消火器を持ち帰り、原因分析に出た。分析結果、問題の消火器は去る2003年に作られた3.3kgの旧品の消火器で、粉末を交替する過程で隙間ができ、爆発したことが暫定確認された。

結局パク氏が購入した消火器は新品ではなく、中古品をリサイクルしたものだった。消防防災庁関係者は"消火器の取っ手を連結する部分に、解けてまた引き締めた跡があることが確認され、粉末を交替するために一度開かれた消火器に隙間が発生し、内部圧力に耐えることができなかったと見られる"と説明した。

この関係者は"消火器の爆発事故が報告されたことは初めてだ"とし"多くの中小企業等が消火器を再充填して売っているため、何台流通したのかの実態を把握することは難しい"と話した。

火災が起きた時、生命と財産を守る消火器が、むしろいつ爆発するかも知れない時限爆弾として周辺に散在しているとみられる。



http://photo.media.daum.net/photogallery/society/0806_affair/view.html?photoid=3299&newsid=20090714060311361&cp=nocut

消火器までリサイクルするとか

安全性とか考える頭は無いのか