ウォン安なので海外への修学旅行あきらめて

海外への修学旅行自粛を　ウォン安と不景気で教育庁が
　為替相場が１１年来のウォン安水準となる１ドル＝１５００ウォン台まで下がったことや、内外の金融不安と景気低迷が続いていることを受け、教育当局が海外への修学旅行自粛を呼びかけている。ソウル市教育庁は２５日、管轄の学校に海外渡航を控えるよう求める内容の修学旅行運営案内書を通達したと明らかにした。
　景気低迷などから父兄の負担が増えることを懸念したための措置。海外修学旅行は１人当たり数十万～数百万ウォンの費用がかかる。国際化のブームに乗り海外に修学旅行に行く学校は２００４年の１０校未満から、昨年は６４校に増えた。旅行先は日本が４５校、中国が２７校で、同じ学校でも生徒の選択により２カ国に分かれて修学旅行に行くケースもある。日本の場合、１００円＝１６００ウォンを超える円高ウォン安を記録しており、修学旅行に行く場合の負担は大きくなっている。
　一方で、国内の観光地を抱える自治体とともに国内修学旅行を活性化する狙いもある。市教育庁関係者は、「これから行き先を決める学校だけでなく、すでに海外行きを決めている学校も行き先を国内にするための問い合わせがきている。連絡があればできるだけ国内にするよう督励している」と話している。

http://www.sjchp.co.kr/koreanews/koreatis_view.htm?num=9260&date=2009%94N02%8C%8E26%93%FA(%96%D8)

修学旅行諦めさせるほど、切羽詰っているのか