<オバマ大統領>未来に責任をとるべき時期に…演説要旨
オバマ米大統領の演説(24日)の要旨は次の通り。
多くの米国民にとって、最大の関心事は経済だ。景気後退の影響は至る所にある。だが、全アメリカ人に知ってほしい。我々は立ち直るということを。
我々は長期的な繁栄より短期的な利益を優先してきた。目前の利潤のために(市場の)規制を骨抜きにした。そしてこの間、重要な議論や困難な決定を、先延ばししてきた。
だが未来に対し責任をとるべき時が来た。今こそ大胆かつ賢明に行動する時だ。雇用創出や融資の再開を行い、経済を成長させるエネルギーや医療、教育に投資する時だ。
(成立した)景気対策法では350万人分の雇用が創出される。また全米の勤労世帯の95%は減税の恩恵を受ける。困窮家庭は(子どもの)大学生活で2500ドル(約24万円)の税額控除を受ける。
米国の経済力を完全に回復させる唯一の方法は、新たな雇用や産業、そして競争力再生のための長期的投資を行うことだ。今世紀を「米国の世紀」とするには、過去の石油依存や高価な医療費、教育制度の失敗、膨大な負債と対決すべきだ。
近日中に私が連邦議会に提出する予算案では、重大な3分野に投資する。エネルギー、医療、教育だ。
再生可能なクリーン・エネルギーを使いこなす国が、21世紀の指導者となる。太陽エネルギー技術は我々が発明したが、生産ではドイツや日本に遅れをとった。二酸化炭素を排出量の取引に基づいて規制し、再生可能なエネルギーの生産を促進する法律を制定するよう議会に求める。
医療制度ではがんの根治を追求し、予防にも過去最大の投資をする。20年までに、大学卒業率を世界最高水準にすることを目指す。
連邦予算の精査も始めており、今後10年間で2兆ドルの歳出削減の余地がある。今回の予算では、機能不全の教育支出などを撤廃。防衛予算も改革し冷戦時代からの不要な兵器への支出も止める。税制改革で、雇用を海外移転させる企業の優遇措置を廃止する。
子供たちを将来の負債から救うため、国民の2%の富裕層向けの減税政策を止める。
我々は二つの戦争(イラクとアフガン)の見直しを行っている。まもなくイラクをイラク国民に渡し、責任ある形で戦争を終結する方法を発表する。
アルカイダに勝つため、アフガンとパキスタンのための新戦略を立てる。私の予算は兵士を増やし、給料も上げる。(テロ容疑者の)拷問は行わない。
(米外交の)新たな関与の時代が始まった。我々は交渉を避けたり、敵国や我々に害を及ぼす勢力を無視できない。テロ、核拡散、疫病、サイバーテロ、貧困など21世紀の困難に立ち向かうため、我々は古い同盟国との絆を深め、新たな同盟国も作る。
G20で金融システムの信頼回復、保護主義の回避に努めていく。
我々はあきらめない。(大統領と議会が)すべての問題で合意していないのは承知している。だが今夜この場に座る米国民が、米国を愛し、その成功を望むことも承知している。その点が、今後の議論の出発点だ。
空気読まずに言って見る。
就任早々、この人腐臭が漂ってるんですが。
景気上げます、住宅ローン破産チャラにします。雇用超拡大します。減税します。
そのために国債発行しまくります。
でも、借金半分に減らします。
この人頭大丈夫ですか?