利便性と経営考慮は当然 郵政分社化見直しで首相
麻生首相は6日夜、郵政民営化で4分社化された経営形態見直しに関し「国民の利便性と経営の効率性を考えるのは当然のことだ」と述べ、利用者の立場や経営上の観点から見直しは不可欠との認識をあらためて示した。郵政民営化をめぐり「(小泉内閣の総務相当時に)賛成でなかった」と国会答弁したことについては、「意見はあったが、結論が出たから従った。内閣の一員として当然じゃないか」と強調。
確かに麻生は小泉内閣内でほとんど唯一の抵抗勢力閣僚だったよね。
曰く「数年もしたら不満が出る」
確かにあの時言ってたとおりになったわけだ。
そんな抵抗勢力だった麻生を、それでも小泉が起用したのは、
「(自分の意見はどうだろうと)頼んだ仕事はきちんとこなした」
からだそうだ。
小泉政権時代から竹中とやりあっていたから、今は「ほらみろ俺が心配したとおりになった」みたいに思ってるんだろうなあ。
民主党
「郵政分割民営化を見直しするのか?」
麻生総理
「民営化された以上、儲からないシステムはダメ。見直すと言うか、改善と言うのが正しいと思っている」
民主党
「4分社化の見直しや、3事業の連携強化と言った見直しをするのか?」
麻生総理
「効率として4つに分断した状態がいいのかどうか?と言うのはもう一回見直すべき時期に来ているのではないか?」
民主党
「郵政民営化で4分社化を決めた時の総務大臣は麻生さんだ。自分が<<担当として>>決めた4分社化をこんなに早くに見直すことにするとは、反省すべきだ」
麻生総理
「ごもっともなご意見だ。色々反対意見も言ったが、最終的には賛成した。
ただ一つだけ。当時総務大臣だったが、郵政民営化担当大臣は竹中だった。
私が反対なのは最初から分かっていたから外されていた。
みんな意図的かどうか知らないが一緒にしたがっている。
ぬれぎぬをかぶせられるようだとはなはだ面白くない。
国会では議論の末、民営化されたのだから、今後は国民へのサービスとか、
健全な企業になるようにさせていくのが当然であって、
改善すべき所があるならするのは大事なことだ。」
発言内容自体は問題ないと思うが、どうせまた都合よく切り張りされるんだろうな。