ヘタリアをめぐる韓日ネチズンの「戦争」が激化
韓国人侮辱問題で俎上に上がった日本アニメ「ヘタリア」が、今度は韓日ネチズン間の「戦争」にまで発展する情勢だ。今月16日に日本の子供向けチャンネル「キッズステーション」が放送中止を発表したことで一区切りついた「ヘタリア」問題に再び火を付けたのは、ほかでもない日本ネチズン。放送中止決定を不満とする日本ネチズンらが、ポータルサイトを中心に「署名運動」を行ない、ヘタリアの放送復活を強く要求しているかだ。
日本ネチズンたちは今月17日から「アニメ『ヘタリア』復興の署名」というオンライン署名運動を実施し、ネット上で「韓国部分だけ全部切って放送せよ」「騒ぎ立てるのは韓国だけだ」として放送復活を要求する意見を出している。
このように日本で「ヘタリア」放送を要求するネット署名運動が展開されているというニュースが伝えられると、一時沈静化していたヘタリア問題は「韓日戦」で熱く盛り上がった。
ポータルサイトDaumの掲示板を中心に「ヘタリア放送禁止」署名活動が再開されたほか、Naverの「ヘタリア放送中止運動」掲示板でも日本ネチズンの動きに備えた多角的な放送放映禁止運動が起こっている。
新たに「ヘタリア」放送禁止請願を発起したネチズンは、「私たちも再び署名してヘタリア放送を阻止しよう」とネチズンらに呼びかけた。 この署名はあっという間に5000人を超えて目標を達成し、この他にもヘタリア関係の請願が並んでいる。
署名に参加したネチズンらは、日本ネチズンの行動に納得できないという反応だ。「ファリョン」というハンドルネームのネチズンは、「呆れた歪曲しているのに。日本は歴史歪曲が趣味なのか? それなら、同じ状況が自分たちに起きたときに『誤った事実をアニメで放送してもマンガだから大丈夫だ』と言えるということか? 正気になれ。歴史の勉強もロクに出来なかった作者がなさけない」と、日本ネチズンらの行動を批判した。
「四葉クローバー」というハンドルネームのネチズンもまた、「表現の自由というのは他人の自由を侵害しない範囲で成立するものです」として、到底納得できないと述べた。
Naverの「ヘタリア放映中止運動」掲示板の動きも普通ではない。一部ネチズンたちは、外交通商部(訳注:日本の外務省に相当)を通じて政府レベルで強力に対応すべきだと主張しているほか、怒った一部ネチズンたちは日本ウェブサイトの「サイバーテロ」まで話している。
外交通商部の抗議を求める請願を発起した「椿青年」というネチズンは、「こんな重大問題は外交通商部から公式に抗議すべき。一人の力で政府を動かすことは難しいが、ネチズンの力が集まれば政府も動かすことができます。これ以上こんな極右性作品が出ないように、外交通商部の公式抗議が必要です」として、政府の強力な抗議を求めた。
「ヘタリア」放送中止決定を出した「キッズステーション」側は、いまだ放送再開に関して何ら決定や立場表明を出していない。しかし「ヘタリア」問題が今や韓日両国ネチズン間の新たな論争の火種となった以上、結果を容易に予測することは出来なくなった。
http://www.etnews.co.kr/troop/detail_sa.html?id=164&mc=m_003_00002
あまりにくだらないので、今まで取り上げもしなかったが、お前ら暇なのか?