中国、来年は5%台成長も IMF専務理事が予測
【パリ15日共同】国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は15日、世界的な景気減速の影響で、中国の経済成長率が今年の9・7%から、来年は半分の5%台に急減速する可能性があるとの見方を示した。マドリードの会合での発言をロイター通信が伝えた。
11月発表の世界経済見通しでIMFは、中国の来年の成長率を8・5%と予測、当初予測から0・8ポイント下方修正したばかりだった。
専務理事は、IMFが中国の来年の成長率予測を当初の11%から8%、7%と徐々に引き下げてきたとして「来年は5%か6%だろう」と述べた。
中国経済は2003年から2けた成長が続き、07年は11・9%を記録。しかし今年に入り減速、7-9月期は前年同期比9・0%に低下した。
専務理事は「世界的な景気後退の可能性は現実的だ」と強い危機感を示し、それを回避するためには、世界全体の国内総生産(GDP)の2%程度に相当する総額1兆2000億ドル(約108兆円)規模の景気刺激策を各国が打ち出す必要があると強調した。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008121501000806.html
中国は高成長を維持しないと余剰労働力が溢れてパンクするんじゃなかったかな