ロシアから現物弁済のヘリ5機とも故障 韓国監査院指摘
韓国がロシアから「借金の肩代わり」として譲り受けた防災用ヘリコプター5機が相次いで故障し、お荷物になっていることが、韓国監査院が24日、発表した資料で明らかになった。
韓国はロシアと結んだ経済協力協定に従い、04年から06年にかけ、ロシア製ヘリ計5機、約1800万ドル(約17億円)相当をロシア側の債務の一部として受け取った。
ところが、この5機は飛行中に警告ランプが異常点灯したり、機体に亀裂が見つかったり、トラブル続き。うち1機は06年7月に忠清南道上空を飛行中に原因不明の故障で墜落、操縦士が死亡した。
この事故以来、残る4機の運航は中止されたままで、監査院は「保険料や地上試運転費用など約1億ウォン(約640万円)が年間で無駄になっている」として是正を求めている。
http://www.asahi.com/international/update/1125/TKY200811250343.html
故障品を渡すロシアも、メンテ出来ない韓国もすげえ。