麻生首相「金融市場安定に貢献」 IMF10兆円融資に理解求める
衆院は18日午後の本会議で、ワシントンで先に開かれた緊急首脳会合(金融サミット)について、麻生太郎首相の報告と各党の質疑を行った。首相はサミットで表明した国際通貨基金(IMF)への約10兆円の融資に関し「国際的な金融市場の安定に大きく貢献するものだ」と述べ、実施に理解を求めた。同時に「各国から(日本への)高い評価を得られた。歴史的な会合だった」と意義を強調。
世に倦む日日にコメントしたら拒否られた(w
さて元記事にトラバされたエントリーを見ると、外貨準備金もIMFの正体も理解出来ない人が多い模様。
分からない人にはわかるまで何度でも説明しよう。
今回支出される10兆円は円ではなくドル。
これは外貨準備金としてプールされてきたもので、埋蔵金だと騒がれているものの、実はまったく埋蔵されていない資金。
別に悪意があって溜め込んだわけではなく、相場安定のためにどんどん増えてしまった代物。
外貨準備金は100兆円近くあるというが、8割がたが米国債。
アメリカがOK出せば処分できるんだが、言わないだろうなあ。
なんにしろドルでプールされているために、ドル安円高世界恐慌寸前の日本国内で使えるわけが無い。
だったら米国債の形のまま外国で運用したほうが先進国の面目も保てる上に、塩漬けの10兆円を活用できる。
さらに言えばIMFはやり手の高利貸しで、回収に失敗したためしがない。
これのどこに批判する部分があるのか理解できん。