<与謝野経財相>09年度GDPプラス「とてもない」
与謝野馨経済財政担当相は18日の閣議後会見で、来年度予算編成の基礎となる09年度の実質経済成長率の政府見通しについて、「プラスになるという自信は、現時点でとてもないというのが現状だ」と述べ、09年度の成長率がゼロ成長か、マイナス成長になる可能性が高いとの考えを示した。
政府は、景気の下支えのため、定額給付金(総額2兆円)などを盛り込んだ経済対策の裏付けとなる第2次補正案を来年の通常国会に提出する方向だ。与謝野経財相は「経済見通しと、経済政策として達成しようとする努力とは、同じように見えるが、違うのではないか」と指摘し、経済見通しは「正直なベース」(与謝野経財相)で判断する考えを示した。
マスコミがわざと能天気な「町の声」を拾っているだけなのか、日本人は果たして今の状況が分かっているのか不安になってくるのだが、身近な会社が倒産したり自殺者が出るぐらいになってやっと現状に気が付くのだろうか。
政府による景気対策は絶対に必要だ。
要らないという奴はちょっと頭が膿んでいるとおもう。
どんな対策が必要か?
セオリー的には「金融対策」と「財政出動」
それぞれ中身は精査しないといけないが、この2本柱が必要なのは決まっている。
「金融対策」は今民主が採決拒否していて、馬鹿なの?死ぬの?といった感じ。
「財政出動」は給付金に反対する声が大きく、だったらお前ら他に案だせよと。
公共事業は比較的景気効果があるが、一部の業界だけ優遇されることになり批判が大きい。
だったら景気効果は落ちるかもしれないが、皆に金の行き渡る給付金のほうが良いんじゃね?
費用対効果は低くても、景気対策になるのは間違いなく、何で反対するのかわけ分からん。