さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白
アマゾンのレビューでこれ読めば十分と書いてあったので、買ってみたよ。
感想:
霞が関をぶっ壊せ!
に比べて、一人称でかかれている分読みやすくなっている。
というか、比べる性質の物じゃない気がした。
この2冊、同じ話を視点とか論点を変えて書かれていて、ああ、高橋氏は物事を立体的にとら得る人なんだな、と。複数の視点で一つの問題を並列演算して思考している……?
それに気がつくと、この2冊は別の物だと分かるし、そういうことを気にしなければ、
さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白
だけ読めば十分と言う話に。
政府が経済対策とか財政再建とか何やってるか分からん!と言う人は、基礎知識を仕入れる為にも読んでみて損は無い。
この本、物凄く面白かったけれど、気になったのは、まるで日本で起こっている悪い事は全て官僚の所為みたいに思えてくる事かな。