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思うに、中国はディズニーランドと一緒だなと。
つまり、本当の物など何も無い。 ニセモノと分かった上で楽しむのがお約束。 と言うわけで、皆さんご待望のChinese qualityなお話。 まず、ありがちな所で、お風呂の蛇口を捻ったら泥水(w ![]() お湯が出ただけマシ。 まー、この程度のChinese qualityはいくらでもあったわけで。 でも、一番大受けしたのが、故宮で強制連行された土産物屋。 ここで謎の書道家に遭遇する!! 故宮の中央をまっすぐ突き抜けコースで観光すると、溥儀の部屋に辿り着く。 ![]() お洒落な部屋だ。 次は変わった形の庭石の飾られた庭園を抜け、 ![]() 馬鹿みたいに高い塀の外に出る。映画ラストエンペラーで幼い溥儀が自転車に乗って乳母を探し回るシーンに使われた場所(多分)。 そこに今はベンチがズラーっと設置されている。 ![]() 数年前まではこんな気の効いた物は無かった。 それは兎も角。 ベンチの左手にある建物。溥儀が書の練習した部屋とやらに連れて行かれたわけですよ! ガイドに「絶対にニセモノか?などと聞かないでくれ。中で写真を撮らないでくれ」と念押しされて部屋に入る。 すると、ずらーっと掛け軸が並んでいる。 なんだろね。この部屋は。 そこでお茶が出てきて寛いでいると、素晴らしい掛け軸達の解説が始まる。 最初は一枚30万のものから。日本でも展示したものもあると盛んにPR。 国の鑑定書もつくんだと。中国は国ぐるみで詐欺やるからなあ…。 それら作品群は現代作家の作品らしく、北京オリンピックの為にボランティアで描かれた物と言う。 ほー。それは素晴らしい精神ですね。 1.2万で買える模写もあると薦められる。 印刷はさすがにない。 近くでじっくり見てみたが色の発色から現代絵の具と思われる。 物自体はそこらの出店の掛け軸とはさすがに違うが、残念ながら好みの絵は無い。 思うに日本人と中国人の好みは違うと思うんだ。 日本人向けに商売するなら、派手な紅梅や金色の虎などでなく、日本人好みの水墨画なんかを充実させた方がよい。 公平に言えば、日本で額装すればそれだけで2.3万はしてしまう。 30万の掛け軸には翡翠(本物だった)が使われていて、これだけでも日本なら30万近くするだろう。 もし絵に惚れたなら、買って損はないとは思われる。 ちなみにその30万の掛け軸。虎の絵と紅梅の絵と魚釣りの翁の絵があり、それらは上野の美術館に出展したことがあるんだそう。そのうち魚釣りは日本でも評判がよく、賞を取った作品だと言っていた。 そりゃまあ、派手な紅梅や虎よりも日本人好みだしな。 そうこうしていると、芸生と名乗る書の先生がやってくる。 この人も北京オリンピックのボラ(ry 何でも日本でいう人間国宝に当たる、凄い書道家らしい。凄い人だと盛んにPRされる。 …本当かよ。 一筆書いてもらって、額装してホテルに届けてもらって3万円。 好きな字を書いてもらえると言う。 「○○萌」とか書かせる人がいたら勇者かもしれない。 どうも故宮内でこういった商売をしていることを知られたく無いらしく、その場で商品は貰えない。この人の写真は好きなだけ撮っていいというのでバンバン撮る。 ![]() 面白がって連れが一筆書いてもらう。 後でホテルで作品を広げてみたが、書自体は流石に上手く、額装もしっかりしたものだった。 買った本人が納得しているなら、これはこれでよしとしよう。 が、気になるので日本に戻ってからグーグル先生に尋ねてみた 愛新覚羅溥儀の甥 故宮 ……。 だと思った。 つまり、こういうことだ。 この店は恐らく国営でやっている。店員は公務員。 ざっと調べた限り2002年頃にはすでにやっていた模様。 五輪前までは、愛新覚羅溥儀の甥と名乗る人物が書いていたが、どうもこれが複数いるらしい。何人かでローテーションを組んでやっている。 その当時は「売上は故宮の修繕費に使われる」と宣伝。2008年2月ぐらいまでは、そんな感じのセールストークがされていた。 人間国宝に変わったのが2008年3月より 売り込み方や商品は基本変わっていないらしく、いつの時代も紅梅と書がオススメ商品。さて、このおじいさん、何者でしょう(w 利用したのは天下のJ○Bだったわけですが、ガイドは国営の旅行会社のガイド、で、どうも連れて行かれたシルク店、宝石店、真珠店、お茶の専門店らは全部国営の土産物屋らしい。 【宝石店】 五輪会場前。ニセモノの木の植えられたテーマパークの隣。 翡翠、琥珀等は本物だったがデザインが悪い。ちょっとは努力しろ。比較的安い、とは思ったが。(ブレスレッドの猫眼石だけは色が綺麗過ぎて怪しい気がした) むしろ道向かいのパン屋が美味かったのが印象 【真珠店】 場所がさっぱり見当つかず。フートンに近い場所だとは思うが。 あこや貝で作ったと言う大粒の真珠。色も黄色にピンクに青とかなり派手。 これも、物自体は本物のようだが、パール自体あまり大きいと下品になってデザインが難しくなる。 基本女性がつけるものだから、せいぜい1cmぐらいの玉の方がフォーマルに合うだろう。 ミキモト真珠島に行ったことがあるが、あそこの商品に比べるとざらついて見えてやっぱり質で劣る感じ。 【お茶の専門店】 これも場所がよく分からない。 お茶は国営でなくともブランドがあると思うのだが。 味は悪くなかったが、安くは無かったなあ。 私はスーパーのお茶でもいいんだが。 【宝石店2】 博物館を修繕する為に、ボランティアで作ってもらった品を売っているのだと紹介される。 で、ぐぐって見たら、案の定同じ店に連れて行かれた人がいましたよ。 ![]() http://4travel.jp/traveler/yotiyoti/pict/13093670/ この人の時は、このセットで130万だったそうだが、私の見せられた別のセットでは 「全部で98万円!」 TVショッピングかよ! 物自体はよいのかも知れないが、観光できてこんな物買うかよ。 【シルク店】 ここも場所が分からないが、どこだろなー。 どこかの大通り。近くにでかいロケットが意味も無く立っていた。 お隣ぐらいに大きなHONDAの店があり、どう見ても100台以上の車が駐車場に止まっていた。…みなさん車を買いに? ここで唯一これまでの土産物屋で買いだと思った真綿布団を買う。(真綿とはシルクのこと) シングルサイズ真綿1500gで480元。 中国国内の流通値段を考えても妥当。というかそれより若干安いか? これ以上安いとナイロンや綿が混入している可能性がある。(どう考えても原価割れするから) 真綿布団自体、日本ではどんな安い物でも3万はするから損はないかなと。 さんざん中の真綿を引っ張ったりして確かめた後、購入。 実はホテルの布団が真綿で、気に入っていた。 質的技術的に日本産に劣るのかもしれないが、1/3の値段だしな。 圧縮してくれるのでスーツケースにも入る。 今も使っていますが、これは買って正解だった。
by oneearth
| 2008-10-14 23:16
| 中国
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