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<中山国交相辞任>風当たり厳しい…自民議員に追い打ち 放言を重ねた末の中山成彬(なりあき)・国土交通相の辞任は、衆院選に向けて臨戦態勢に入った議員らに大きな影響を与えている。とりわけ自民党議員にとっては、麻生太郎首相の支持率が伸び悩む中、追い打ちをかけられた形だ。「風当たりは厳しい」「最悪の選挙になる」。週末、地元に帰った議員らの口からは、怒りや不安の声が漏れた。 成田国際空港に近い千葉県成田市三里塚出身で自民党の実川(じつかわ)幸夫・衆院議員(64)=千葉13区=は「多くの地権者を知る人間として、『ごね得』発言は許せない。辞任は当然だ」と中山氏を厳しく批判した。27日に出席した後援会の会合でも、支持者から「発言は許せないよ」と声をかけられたという。辞任の影響は避けられないと心配し、「自分が経験した選挙の中で最悪の状況。郵政解散とまったく逆になってしまった」と怒りをぶちまけた。 全国学力テストで小学校の4分類すべてがトップだった秋田県。管理職を除く小中学校教職員の半分以上が県教職員組合に加入し、組織率は東北トップという。「日教組の強いところは学力が低い」と言い放った中山氏は、根拠も示さず、「解体」「ぶっ壊せ」と最後まで日教組との対決姿勢をみせた。 大仙市など秋田3区内で運動会などの行事回りをしていた自民党の御法川信英衆院議員(44)は「発言は正直、理解に苦しむ」とため息。ただ、衆院選については「個人の失言で争われる選挙ではない。自民党がダメということにはならない」と強調した。 民主党の寺田学衆院議員(32)=秋田1区、秋田2区から出馬予定の社民党の山本喜代宏・前衆院議員(52)は「国民は改めて政権担当能力に疑問を感じるのではないか」「首相の任命責任が問われる」と自民党や麻生首相を批判。有権者にも訴えていく考えだ。 25の小選挙区があり、政党対決の勝敗の鍵を握るとも言われる東京都。この日、秋祭りの会場や敬老会など約20カ所のあいさつ回りをこなした自民党の平沢勝栄氏(63)=東京17区=は困惑している。「総理も大臣も『回転ずし』のように変わり、じっくりと政策の実現ができない印象を国民に与えている。結果がどうなるか分からないで発言しているようなら、お粗末だ。日教組どころか自民党をぶっ壊しかねない」 ◇中山氏、辞任会見でも「確信的」 中山氏は、28日の辞任会見で「迷惑をかけた方には陳謝した」と釈明したが、日教組への一連の発言については「確信的に申し上げた」と撤回を拒否し、最後まで批判を繰り返した。 午前10時半過ぎ、会見は国土交通省で始まった。中山氏は目を潤ませながら「辞めるなという山のようなメール、電話をいただいた。(職務に)意欲を燃やしていたのだが」と切り出した。辞任の理由について「補正予算案の審議に支障があるのは本意でない。自ら身を引いた。内閣への影響が一番心配なこと。そんなことがあれば万死に値する」と説明。官邸で麻生首相から「誠に残念」と言われたという。 日教組批判については「教育に関心を持ってもらうきっかけになればいい」「『自分の職をかけても子供たちのことを考えた』と言ってほしい」と強調した。
北朝鮮の主体(チュチェ)思想塔の碑銘に…… http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=teconomy&nid=3817169&start_range=3817148&end_range=3817181
2007年7/1放送 TBS「報道特集」 “シリーズ参院選(1)安倍教育改革を問う!日教組徹底研究” ――最大の対抗勢力 日教組の今――