孔星鎮:「中国当局者も反韓感情を憂慮」
田麗玉:「中国の現地韓国人も『嫌韓論』を心配」
ハンナラ党の孔星鎮(コン・ソンジン)最高委員は21日、「最近起こっている中国人の反韓感情を、中国の当局者たちも憂慮している」と語った。孔最高委員は党本部で開かれた最高委員会議で、韓中親善協会の一員として最近中国を訪問した際に行なった賈慶林・全国人民政治協商会議議長、王家瑞・共産党対外連絡部長、楊潔チ・外交部長などとの会談結果を伝えたうえで、このように述べた。
孔最高委員は、「今も中国のすべてのテレビで韓国連続ドラマが2・3個放映されており、北京大学では李明博学講座が成功裡に行なわれていて韓国に対する期待が非常に大きかったが、オリンピックを前後してこのような策略が発生していることに対して、中国当局者も心配している。中国人民の反韓ムードに慎重に対処せねばならない」と指摘した。
孔最高委員は、「北京オリンピック開幕式のリハーサル場面が韓国のテレビ局で放映されたことで、中国の努力を台無しにするものだとの反感が誘発されたのに続き、四川大震災についての(韓国)ネチズンの悪意的レスが火に油を注いだ。放送やネチズンは民間外交官として威力を発揮することもできるのに、国家間の信頼を損なうようなことが発生しないよう、行動には慎重を期さねばならない」と呼びかけた。
孔最高委員と一緒に中国を訪問した田麗玉(チョン・ニョオク)議員も、自分のホームページに掲載した文を通じて、「私が会った多くの現地韓国人らは、最近になって(中国国内で)韓国が嫌って憎悪する『嫌韓論』が深刻だとして少なからず憂慮している」と伝えた。
田議員は、「たとえばオリンピックで我が国の選手と日本の選手が試合をすれば、日本を応援するそうだ」と紹介したうえで、その理由について「何よりも韓中ネチズンたちの間の根拠の無い噂に端を発したネット論争のためだ。インターネットのレス一つ一つにも国際的常識に配慮し、他国・他文化に気配りせねばならない」と注文した。
田議員は、「(嫌韓流の)本当の理由は、既に中国における韓国の利用価値が以前のようではないということだ。国際関係でも、必要なればこそ電話もラブレターもお金も行き来するのだ」としたうえで、「中国との関係をどのように設定するのかが、我が国の大きな課題だ」と強調した。
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2008/08/21/0200000000AKR20080821187500001.HTML
まさか、中国人の韓国嫌いを今まで本気で知らなかったのか?