質問内容に配慮求める 雅子さま治療の東宮職医師団が見解
宮内庁の野村一成東宮大夫は25日の定例記者会見で、皇太子妃雅子さまの治療に関連して「皇太子さまの海外訪問に同行されないことについて繰り返し質問するのは精神的ご負担になり治療上マイナス」だとして、宮内記者会に記者会見での質問内容に配慮を求める東宮職医師団の見解を発表した。
皇太子さまは6月のブラジル訪問と7月のスペイン訪問を前に、それぞれ宮内記者会との記者会見に臨まれている。宮内記者会はいずれの記者会見においても、雅子さまが同行されないことについてのご夫妻のお考えや、雅子さまの公務復帰の見通しなどについて質問している。
これに対し、東宮職医師団は「こういった質問の繰り返しは、治療の見地からすると雅子さまの努力に水を差すばかりでなく、努力が足りないという印象を与えかねない。ご回復を遅らせるだけでなく、病状を悪化させる可能性すらあると危惧(きぐ)している」と指摘。「精神疾患治療のデリケートな側面についても理解を得たい」として、質問内容に配慮を求めている。
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野村東宮大夫が会見で口頭で述べた東宮職医師団の見解(要旨)は次の通り。
妃殿下は、ご病気に苦しまれながらも前向きに一生懸命頑張っておられますし、公私にわたって活動の幅は着実に広がっていらっしゃいます。東宮職医師団が治療を担い始めたころと比べますとその違いは驚くほどであり、これも妃殿下ご自身の努力と、(皇太子)殿下をはじめとします皆さまの支えがあって可能になったものと考えております。
にもかかわらず、このたびのように同じ趣旨の質問が繰り返されるということは、治療の見地からしますと妃殿下のご努力に水を差すだけでなく、努力が足りないと批判している印象を与えかねません。すなわち、精神疾患のために治療を受けながら頑張っている人に対する励ましというのは、その人を精神的に追いつめることになるので絶対避けるべきであるということは一般にも広く知られるようになっております。十分にできないことだけを取り上げるといった質問は、励ましに他ならないということで、ご回復を遅らせるだけでなく、病状を悪化させる可能性すらあるというふうに危惧しております。
宮内記者会の皆さまにはこれまで妃殿下の取材に関して多くの配慮をいただいていることに感謝しておりますが、今申し述べたような精神疾患の治療のデリケートな側面についてもご理解を得たいと思います。また、ご病状は一気に回復するのではなく、一つひとつの努力の積み重ねを長い目で温かく見守って接していただくということがご回復にとって肝要であるということも、合わせてぜひご理解いただければありがたいと思います。
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/080725/imp0807251748000-n1.htm
実は職場にもメンヘルの人がいて、最近やっと復活してきたばかり。
実際には関連会社のところに行っていて職場には戻ってきていないのだけど、先日うちの上司が「いつ戻ってくるの?」とか聞きに行ってトラブルになっていた。
馬鹿だ上司。
さらに「時々様子を見に行くよ」と追い討ちかけて、さらにトラブルになっていた。
もうお前は何もするな。
カウンセリングの基本として「応援」と「同情」は厳禁なんだそうな。
も一つ言えば、あまり親身になって話を聞いてもダメらしい。
なぜなら自分も相手に同調してしまうから。
これについて、どう説明するのが適切なのかいつも悩むのだが、鬱とか躁鬱とかは心の病というよりも、脳疾患なんだそうな。
運動しすぎて足を痛めたり手を痛めたりするように、脳を痛めたのだと理解すれば素人的にはOKと思う。
足を痛めれば歩き方がおかしくなるように、脳を痛めれば思考がおかしくなるわけで。
多少足を引きずっても歩くことが出来るなら日常生活には問題無いが、
「いつになったら走れるようになりますか?」とか聞かれたらそりゃねえ、と。
そもそも人間の知覚なんて、健常者だって信用なら無い。
だれだって太陽や月を実際よりずっと大きく認識しているし、遠くの山だってずっと大きく緑に知覚する。実際には太線のように薄く、くすんだねずみ色をしているのに。
その状態がノーマルで、さらに脳を痛めれば、認識のずれもそりゃハイパーになるだろうな、と。
同調するのがヤバイというのは、このズレすぎた認識に自分も引きずられてしまうから。
さらにまずいのが、同調者が居る事で誤った認識に確信をもってしまい、症状が進行してしまうから。
メンヘル板とか。
「応援」も「同情」もダメで親身になってもダメなら、出来る事は何も無い。
要は素人は手を出すなって事なんだろうなあ。