四川大地震 校舎倒壊死の遺族デモ行進 市トップが土下座
中国紙、南方都市報(電子版)は26日、四川大地震による校舎倒壊で死亡した四川省綿竹市富新第2小学校の児童127人の保護者らがデモ行進を行い、同市トップの蒋国華共産党委員会書記が土下座してデモ中止を懇願する姿を写真付きで報じた。
同紙によると、数百人の保護者らは25日午前、綿竹市の上級行政機関に「手抜き工事」を訴えるため徳陽市に向かった。がれきの上に作った慰霊台を守りながら、市当局者が調査に訪れる日を待っていたという。遺影を抱えて黙々と歩く保護者の一人は「私たちの涙はもう枯れた」と語った。
行列が市中心部に差し掛かったとき、突然、蒋書記が飛び出してきて土下座し、「市委はこの問題を解決する。信じてほしい。行かないでくれ!」と訴えた。保護者らは懇願を無視したが、その後、徳陽市が用意したバス4台に分乗して同市に向い、張金明副市長と面会した。
張副市長は、著名な建築専門家らに依頼して同校の耐震強度などについて調査を始めたと述べ、違法行為が発覚した場合は「責任者を法廷に送る」と約束した。調査グループには保護者らの代表3人も加わる。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080526/chn0805261813004-n1.htm
誰かの懐に金が入ったおかげで、沢山の命が失われたのは間違いないと思うよ。