<駐日韓国大使>「未来志向」で日本に注文
今月就任した韓国の権哲賢(クォンチョルヒョン)駐日大使は23日、ソウルの外交通商省で日本の報道機関と会見し、李明博(イミョンバク)大統領が目指す未来志向の日韓関係という概念について「誤解がないように」と日本側に注文をつけた。
権大使は「未来志向」の意味について、過去に韓国が日本から受けた被害は「耐えられない」「忘れられない」内容だが、これに縛られず未来に進むということだと指摘。その結果が良ければ過去の傷や恨みは和らぐだろうが、日韓の貿易不均衡が改善されず、日本側から歴史認識を巡る「妄言」が続くようなら「痛みはもっと大きくなる」と述べた。
権大使は、李大統領が福田康夫首相との21日の首脳会談で「拉致問題解決への協力」を述べたことについて、日本が掲げる「拉致、核、ミサイルの包括的解決」を支持したわけではないと明言。日本がその路線に固執するなら自縄自縛に陥るだろうと語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080423-00000093-mai-kr
未来が良くなれば過去もある程度許せる、駐日大使
権哲賢(クォン・チョルヒョン)駐日大使は23日、韓日関係において最も強調する部分だとしながら、「未来が良くなれば過去の誤ったこともある程度許すことができると思う」と述べた。外交通商部で開かれた記者懇談会で権大使は、対日貿易の赤字幅が縮めば韓国の痛みも小さくなるのではないか、未来に可視的な結果が見え始めれば国民の気持ちにも余裕ができるのではないか、との考えを示した。
独島領有権問題や日本の政治家の靖国神社参拝、教科書の歪曲(わいきょく)問題、従軍慰安婦問題など、日本との敏感な歴史問題に対しては、「あらわにするよりは胸にしまい、国益に合うことは何かを考えなければならない」とした。しかし、忘れてはならず、無かったことのように、屈辱的にはしないとも強調している。権大使は日本に留学した経験があるが、若いころは日本に対する考えが相当荒かったと振り返った。ふびんな心情が強いとしつつも、一方では過去史解決のために努力し、また一方で実質的に国益に合う道に進むという2つを並行すべきとの見解を示した。
また、拉致問題が解決するまでは6カ国協議合意に基づく北朝鮮への重油支援に参加しないという日本の立場に対しては、若干の進展がありそうに感じているという。日本も国連安全保障理事会の常任理事国入りを望むなど国際社会のリーダーという姿を望んでおり、最後まで顔をそむけることはできないと見るためだ。また、日本が拉致問題と北朝鮮核問題の包括的な解決を図ろうとする点について、「拉致問題は人道的に解決されるべきだが、それは日本国内の問題だ。これを北朝鮮の核と連携させ同時に解決すべきという姿勢からは抜け出すことを希望する」と述べた。
権大使は対日外交の難しさについて、いくらうまくこなしても国内世論がひっくり返せばいっぺんに崩れること、米国と北東アジアなど他国との関係が多くこれらを考慮しなければ失敗すること、日本国内に幅広く支持勢力を確保しなければならないことなどを挙げた。
権大使は政治家出身で、韓日議員連盟で副会長兼幹事長を勤めていた。今月15日に駐日大使として赴任したばかりだ。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2008/04/23/0200000000AJP20080423004800882.HTML
韓国なんか要らないから、べつにどうだっていいんだよ