<租特法改正案>与党修正案は受け入れず 民主が方針確認
民主党は24日午前、党本部で小沢一郎代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長ら党幹部が会合し、年度末に期限が切れる揮発油(ガソリン)税の暫定税率維持などを盛り込んだ租税特別措置法改正案の与党修正案について協議した。「全額一般財源化と暫定税率撤廃の原則は変えない」として、与党修正案は受け入れないことを確認した。ただ与党との協議自体は拒否しないことも確認した。
会合で小沢氏は修正協議について「修正協議と言っても、年度内成立を求めるのは、与党が修正しないということだ。話にならないが、オープンで議論することは必要だ」と述べた。会合後、鳩山氏は記者団に対し「考えを変えるつもりは全くないが、その上で与党と話すことはいくらでもやる」と語った。
政府・与党は、今年末に想定する税制抜本改革時に「道路特定財源の一般財源化に向けて見直す」などとした修正案を野党に提示しており、協議を経て年度内成立を図りたい考えだ。しかし、修正案は民主党が撤廃を主張する暫定税率には触れていない。
与党は衆参両院議長によるあっせんを再確認することで年度内採決を野党側に求める構えも示している。しかし、民主党は「あっせんは、08年度予算案などの衆院での採決強行でほごになった」として受け入れない考えだ。
そりゃ、ガソリンは安い方がいいけどさ。今は確かに高いけどさ。それでもコンビニで買う水よりは安いわけで。そんなことで、道路がボコボコのまま放置されるような状態になってもらったら困るわけですよ。