※ 地域共同体は世界的な大勢である。しかし韓・中・日の北東アジア3国は誤った歴史認識から始まる古い問題によって地域共同体の論議さえ行うことさえできないのが実情だ。靖国神社、日本軍‘慰安婦’、教科書問題、東北工程、白頭山、独島、東海表記問題などが障害物となっている。CBSノーカットニュースでは北東アジア歴史財団とともに新しい政府の出帆と 3・1節を迎え7大問題を通してその解決策を模索する(編集者注)
2007年3月、2008年から使用される日本高等学校教科書検定結果が公開された。この過程で日本文部科学省が教科書の歪曲を指示したという事実が表面化した。
ある出版社の世界史教科書は韓国と日本の間に独島領有権問題があると記述した部分を独島は日本固有の領土である点が明らかにしていないとして修正を指示したのだ。
最近歴史教科書問題が北東アジアの重要なイシューとして再び登場したのは2001年に日本の右翼団体である”新しい歴史教科書を作る会”が作成した、中学校の歴史教科書が文部科学省の検定をパスしたことでだ。以後教科書の歪曲は今も続いている。甚だしくは日本の教科書は古代史部分で大和政権が百済に任那4県を割譲したという内容まで含んでいる。
日本の教科書歪曲を主導しているのは”新しい歴史教科書を作る会”と”日本の前途と歴史教育を考える 若手議員の会”などの右翼勢力だ。
一方歴史教科書歪曲に反対する日本団体も少なくない。これらは日本、韓国、中国などを中心にアジアの平和な関係を作ろうとするのなら、歴史認識をどのように教育するのかが大前提としなければならないと主張する。正しい歴史を学ばなければ不可能という説明だ。
このような努力のおかげで日本全国で歪曲教科書を採択した学校は極少数に止まり、市民団体が中心となって”未来を開く歴史”のような共同歴史教材を作る事の先頭に立っている。
北東アジアは相互理解し、協力することのできる合理的で開放的な歴史認識を教えることができる教科書と、それによる教育が必要な時点に立っている。そのため韓国、日本。中国が一緒に努力したとき、東北アジアの和解と協力、信頼と共存の時代が始まるのだろう。
http://www.cbs.co.kr/nocut/show.asp?idx=764010
和解も協力も信頼も共存も要らないが。
中国の歴史観は、非常に一方的であることを除けば、それほど大きくは日本と外れていないと思うが。