従軍看護婦経験者が講演会
従軍看護婦として中国・南京で病院に勤務した松江市八雲台の上田政子さん(81)の講演会「今、伝えたいこと-63年前の南京で」が1日、同市白潟本町の市民活動センターであり、身ぶり手ぶりを交えて戦地での経験を語った。
上田さんは1944年6月、18歳で日本赤十字社の従軍看護婦島根班の一人として南京へ渡り、南京第一陸軍病院で傷病兵の看護に当たった。
南京入り後、間もなく訪れた城門で埋められた多くの人骨を目撃したが、「うわさに聞いた虐殺の被害者ではと思ったが、めったなことを言ってはいけないと、戦後も黙っていた」と当時の心境を吐露。
7年前、南京で父を失った女性と出会ったのがきっかけで、「つらい体験と向き合い、目撃したことを後世に伝えようと決意した」と話し、今後も経験を語り継ぐ決意を示した。
講演会は、同市の市民グループ「『ベアテの贈りもの』を届ける会」などが主催し、100人が聴講した。
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=500788006
透視したのか、掘り返したのか。
どちらにせよ、その遺骨とやらが南京戦争の被害者とは限らないけどな。