盧武鉉大統領「自由人になる」 政界引退を表明
韓国の盧武鉉大統領は27日、自身が中心になってつくった旧与党ウリ党が今年に入って解体したことで大統領退任後の自らの政治的役割はなくなっているとして、故郷で「自由人」になると述べ、事実上の政界引退を表明した。聯合ニュースが28日、報じた。
ウリ党は2月から所属議員の離党が相次ぎ、8月、現在の大統合民主新党に吸収された。
盧大統領は自身の政権で秘書官などを務めた約200人との夕食の席で話したという。大統領は「ウリ党は単純な『盧武鉉党』ではなく、地域政党から全国規模の党へ移行する道徳的価値だったが、こうした戦略的ビジョンが失われたことは胸が痛い」と失望感を吐露。
「党があれば退任後も手助けをしただろうが、今やすることはなくなった」とし、「政治的にあれこれしろとは言わないので、これからは楽な気持ちで会い、親睦(しんぼく)を深めましょう」と述べた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/071228/kor0712281409002-n1.htm
さようならノムたん。君がいなくなるのは本当に寂しいよ。