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「沖縄の視点」貫きたい
ネット時代の地殻変動
日本の社会には明治以降も官尊民卑の風潮が長く残っていた。「よらしむべし、知らしむべからず」の政治風土の中で、新聞は官と民の橋渡し役を担ってきた。
何の本に書いてあったか思い出せないが、そんな趣旨の文章を読んだことがある。
政府の政策や自治体の施策を読者に伝え、良しあしを論評するという新聞の機能は今も変わらない。しかし、官と民の橋渡しという役割は劇的に変化しつつある。
革命的ともいえる大変化を促したのはインターネットの出現だ。
どの役所でも自前のホームページを持っていて、記者会見で発表した資料などをネットで公開している。
官がネットを利用して民に語りかけ、世論の動向を伺いながら政治を進める、という手法が当たり前になった。
民(企業)と民(消費者)の関係も、ネットを介しての双方向的なコミュニケーションが一般化しつつある。
官と民の橋渡し役としての新聞の機能が以前に比べ相対的に低下したことは否めない。新聞の役割は終わりつつあるのだろうか。
事態はむしろ逆なのだと思う。
実は、テレビの朝のワイドショーやポータルサイトで紹介されるニュースの大部分が、新聞社や通信社から配信された記事か、もしくは配信記事を参考にしたものである。
紙媒体と電子媒体をどう連動させるか、などの議論はあるが、新聞ジャーナリズムそのものの必要性が薄らいだとは思えない。
新聞は「報道」と「言論」の二つの機能をあわせ持っている。官と民の橋渡し以外にも、新聞が果たすべき役割はたくさんある。
放送法の制約を受け電波免許権を政府に握られているテレビと違って、「言論」機能は、新聞や雑誌が有する特徴的な機能だ。
新聞に代わる代替メディアが登場して新聞が役割を終えつつあるのではなく、人権問題や権力監視など、本来担うべき役割を十分に果たせず、読者の厳しい批判にさらされているのが実情だろう。
(後略)
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20071015.html#no_1
>人権問題や権力監視など、本来担うべき役割
頼んでない。
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