タリバン「拉致効果が立証された」…拉致を予告
今回、韓国人拉致を自分たちの宣伝に利用しようとするタリバンの動きが露骨化している。
韓国人人質全員を解放したタリバンは30日(現地時間)、今回の拉致は「ムジャヒディン(神聖なイスラム戦士)の偉大な勝利で、タリバンは今後もこのような拉致を続けていく」と宣布したとAP通信がタリバンスポークスマンを引用して報道した。
ユスフ・アマディタリバンスポークスマンはこの日、APとの通話でこのように明らかにし「拉致が非常に成功的な方法だという点を悟ったので、今後も他の同盟たちとともにこれを繰り返す」と述べた。
一方、今回の拉致を指揮したというモーラ・アブドゥーラ・タリバン司令官は、この事件を通じて米国が大テロ戦に合流した同盟国の国民の面倒を見ないという事実が全世界に明らかにするかのように露呈された」と、今回の拉致が自分たちの“戦略的勝利”だと主張したとワシントンポスト(WP)が報道した。
タリバンのこのような発言は、今回の事態について、タリバンによる拉致をさらにけしかける国際社会の懸念が申し立てられた中、韓国政府がテロ団体であるタリバンとの直接交渉を通じて事態を解決したものであることから波紋を呼ぶことが予想される。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=90744&servcode=400§code=400
そしてこうなる。↓
<人質解放>カナダ政府とメディアが直接交渉を批判
【トロント31日聯合】アフガニスタンで発生した韓国人拉致・殺害事件に関連し、カナダ政府とメディアが韓国政府の対処方法に否定的な反応を見せている。
ベルニエ外相は31日に声明を発表し、テロリストとの交渉否定の原則を強調するとともに、人質解放のため武装勢力タリバンと交渉を行った韓国政府を批判した。カナダ通信が30日に報じたところによると、韓国政府のタリバンとの直接交渉決定を支持するかとカナダ政府に尋ねたところ即答は留保され、「カナダは殺人と人質を取る行為に反対する。韓国政府とタリバンの間の合意の具体的な条件については知るところはない」と論評したという。全国紙グローブ・アンド・メールは、韓国政府がタリバンと直接交渉したことで、今後タリバンはさらに多くの外国人人質を狙うことになりかねないと指摘している。トロントスター紙も、タリバンが収監兵との交換要求を撤回したことで韓国政府が巨額の身代金を支払ったのではという疑惑が膨らんでいるとし、アフガンではタリバンが今後さらに多くの外国人を拉致するという懸念が高まっていると報じた。
国際シンクタンク、センリス・カウンシルのマクドナルド所長は、今回の事態がアフガン政府の介入なく、韓国政府とタリバンとの交渉で解決したことに大きな懸念を抱かざるを得ないとし、「これはアフガンの一部地域が完全に統制不能状態にあることを示している」と述べている。また、現在アフガンで活動している国際NGO(非政府組織)、CAREのカナダ本部代表は、ボランティア活動の際は現地の文化を受け入れ融和することが何よりも重要だと説明し、拉致された韓国人団体のように大型バスを貸し切り危険地域のカンダハルを横断するというような行為は想像もできないことだとした。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2007/08/31/0200000000AJP20070831001800882.HTML
民主党がテロ特措法を潰して自衛隊の代わりに民間人を送り込むと言っていますが。