<当選お礼>HP掲載は公選法違反…参院選後に削除相次ぐ
当選のお礼をホームページ(HP)に掲載すれば公職選挙法違反――。選挙管理委員会などからそんな指摘を受け、文章を削除する参院選当選者らが相次いでいる。自筆以外の当落あいさつを禁じた規定(30万円以下の罰金)に抵触するとされたためで、「ネット時代にあまりにナンセンス」との声が上がっている。
毎日新聞が調べたところ、7月の参院選当選者のうち少なくとも自民党の林芳正氏、民主党の大塚耕平氏、谷岡郁子氏、高橋千秋氏、無所属の森田高氏がHPにお礼を掲載し、自主削除。高橋氏は「選挙の翌日に選挙と全く関係ない話を書く方が不自然」と当惑気味に話した。衆院熊本3区補選で当選した無所属の坂本哲志氏も同様に削除した。
自民党は昨年5月、選挙制度調査会の作業チーム(世耕弘成座長)がネット選挙解禁を盛り込んだ最終報告書を作成。民主党も同6月、原則解禁を柱とする公選法改正案を衆院に提出している。ネットに疎いベテラン議員には慎重論が根強いが、民主党インターネット選挙活動調査会事務局長の田嶋要衆院議員は「与党の若手にも働きかけて臨時国会で議論したい」と話している。【葛西大博】
国民の便を考えたら、ネット選挙解禁の方がありがたいけど