「平和条例」請求で臨時議会 宇治市、反対の意見書を提示
市民団体「平和・無防備地域をめざす宇治市民の会」が新たな平和条例の制定を宇治市に直接請求したのを受け、同市議会の議会運営委員会は26日、制定について審議する臨時議会を8月2日に開くことを決めた。
同会は、宇治市にある自衛隊施設の撤去や戦闘行為への非協力などを盛り込んだ「市無防備・平和のまちづくり条例」の制定を求めて署名を集め、5966人分の有効署名を添えて17日に市に直接請求した。
議会運営委では、同会が要望していた常任委での審議は実施せず、本会議での審議のみで採決することを決めた。また条例案の請求代表者4人全員による議場での意見陳述は、時間を限って認めることにした。
一方、市は直接請求の議会審議にあたって付加が必要な市長の意見書を委員会に提示。意見書は、市はすでに平和都市宣言を行っている上、▽災害・復興時の支援などに力を発揮する自衛隊の市内2施設が地域社会に果たす役割は大▽無防備地域宣言はその性質上、国で行われるべきで、市が宣言しても実質的効力はない-など6点の理由を挙げ、制定に反対する内容となっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070726-00000048-kyt-l26
京都は色々赤いニュースが多いけれど、議会だけはまともな判断力があるようで良かった。