昨日書いた
年金問題~名寄せとは?
に関連して。
多分これもあまり知られていないと思うけれど、年金記録の
総数は約3億。
そのうち統合されないまま誰のものか分らなくなっている記録が
5000万件。
つまり全体の
1/6の記録が不明のまま放置されて来た訳だ。
これはちょっと尋常じゃない。
年金問題~名寄せとは?
を読んでもらえば分ると思うけれど、明らかに政府は「浮いた」原因を
打ちミスと
確認作業の不備によるものと考えているようで、それは恐らく正しいのだと思う。
打ちミスする事自体は人間の作業だから仕方ない。
でも起きたミスを無くす為に何度もチェックするのは常識だし、不自然なデータが残ってしまったのなら放置しないで解決しておくのはあたりまえの事。
社会保険庁の人の中には「政府が(も)悪い」と言う人がいるけれど、
1/6もの記録が浮いたまま放置されてきた責任は、どう考えても社会保険庁の職員にある。
これには安倍ちゃんの指導力とか、自民党の政策とかは関係無い。
「浮いた年金」は、社会保険庁の職員に責任がある。