<参院選>民主党、年金問題に関する政府広報で首相を告発
民主党は20日、新聞各紙の19日付朝刊に折り込まれた年金記録漏れ問題に関する政府広報について、「与党の主張を代弁し、安倍内閣による公権力の乱用と選挙介入だ」として、安倍晋三首相を公職選挙法違反(公務員等の選挙運動等の制限違反)容疑で東京地検に告発した。
告発状は、安倍首相は参院選で自民党公認候補を当選させる目的で、自民党の政策を、政府広報に「基礎年金番号に結びついていない記録の名寄せを今年度中をめどに完了します」などと記載させ、公務員の地位を利用して選挙運動をした、としている。
これについて安倍首相は20日、徳島市内で行った街頭演説の中で「(年金記録確認)第三者委員会のこと、年金時効がなくなってすべて支払いができるようになったことを政府として通知している。当たり前のことだ。民主党は、政府がそういうお知らせを出すことが選挙違反だと言い始めた。まさに政争の具に使っている。残念でならない」と批判した。
政府広報は、加入履歴を全員に送る「ねんきん特別便」や先の国会で成立した年金時効特別措置法などを紹介している。【須藤孝、近藤大介】
主要紙をざっと見たけれど、どこも扱いは小さかった。
どの新聞社も両論表記で事実のみ記載。
安倍叩きに一生懸命な朝日ですら食いついていない。
まあ普通に判断力があれば、この告訴が的外れだって思うよなあ。