<参院選>民主党がマニフェスト発表 「7つの提言」
民主党の小沢一郎代表は9日午前、党本部で記者会見し、「国民の生活が第一。」を掲げた参院選マニフェスト(政権公約)を発表した。年金、子育て、農業を「3つの約束」として最重要課題と位置付けたほか、格差是正や医師不足の解消など「7つの提言」を盛り込んだ。財源があいまいとの与党の批判を考慮し、年金制度改革などの政策にそれぞれ必要経費と、財源対策を付けた。
年金分野では、年金記録漏れ問題を解決し、納付履歴を記載する「年金通帳」の導入や、消費税率(現行5%)を維持したまま、基礎年金部分を全額税方式にすることを提案。子育て分野では、月額2万6000円の「子ども手当」創設を掲げた。農業分野では、すべての販売農家への「戸別所得補償制度」をうたっている。
主要な政策の経費に関しては▽基礎年金6.3兆円▽子ども手当4.8兆円▽高速道路無料化1.5兆円――など計15.3兆円と試算。財源は▽補助金の見直し6.4兆円▽特殊法人・独立行政法人の原則廃止3.8兆円▽税制の見直し2.7兆円――などで賄うとしている。
財源論をめぐっては、安倍晋三首相が今月1日の小沢氏との討論で「消費税を上げないで、すべて税金で(年金)財源はまかなえない。極めていいかげんな話だ」と批判。政府・与党は民主党のマニフェストを「根拠のないバラマキ」と批判しており、具体的な数値を示して反論した形だ。
マニフェストの冒頭には「私の38年間の政治生活のすべてをかける」との小沢氏の宣言を盛り込み、責任論を避ける安倍首相との対比を演出している。【須藤孝】
民主政策「絵に描いたもち」=安倍首相
安倍晋三首相は7日午後、参院選に向けた遊説で訪れた宇都宮市内で街頭演説し、民主党が掲げる農業政策について「食料自給率100%には現在の耕地面積の 3.5倍が必要で、絵に描いたもちだ」と批判した。さらに「(目標達成には)皆さんが食べるものと関係ないものを取りあえず作り、残飯の山ができる」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070707-00000088-jij-pol
民主マニフェスト、実現性に疑問=「取らぬタヌキの皮算用」-塩崎官房長官
塩崎恭久官房長官は9日午後の記者会見で、民主党が発表した参院選向けのマニフェスト(政権公約)について「耳当たりの良い歳出が並び、巨額の歳出増は巨額の負担増にならないのか疑問を持たざるを得ない」と述べ、実現性に疑問を呈した。
また、同党が基礎年金の給付総額を13兆3000億円と見積もり、現行の消費税5%で賄うことが可能としていることに関し「(総額は)22兆円ぐらいかかるのではないか」との見方を示した。その上で「今、消費税で賄っているものをどうファイナンスするか。やや、取らぬタヌキの皮算用的なところもある」と批判した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007070900710
ややどころか、思いっきり取らぬタヌキの皮算だろ。
【ネット中継】民主党政権公約 マニフェスト発表
25分見てたけど説得力無いよなあ。だらだら喋ってて要点がつかめない。
さっさと文字で配布してくれ。
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