年金原本記録を再入力、データ作り直しへ…社保庁検討
社会保険庁は21日、年金記録漏れ問題への対策として、市町村や同庁が管理する手書きやマイクロフィルムの形で残る原本の記録を手作業でコンピューターに再入力し、データベースを作り直す方向で検討に入った。
こうした記録は、すでに現行のデータベースに入力されているが、多数の入力ミスがあると指摘されており、「信頼できる」新データベースを再構築し、照合作業を進める。約5000万件の該当者不明記録のうち、入力ミスが原因であるものは、大半がミス解消につながると期待されている。
同庁は、手作業による入力作業を、民間の情報処理会社へ外部委託する方向だ。アルバイトなどでも作業できるように一定の入力様式を定め、企業側が人海戦術で大量のデータを再入力し、1年程度で作業を終えたい考えだ。
新データベースの作成による入力ミスの訂正は時間がかかることから、政府はそれに先立ちまずは来年5月までの約1年間で、現行のデータベースによる照合作業を行う方針だ。
現行データベース内の照合で不明な記録については、政府は当初、現行データベース内の記録と、手書きの記録などを1件ずつ目視で突き合わせる作業を想定していたが、「情報処理の世界では、コンピューターに再入力して照合する方が、時間もコストもかからないというのが常識だ」(自民党筋)ということで方針を転換する。
再入力後、〈1〉新旧のデータベースをコンピューター上で照合し、記録を訂正〈2〉記録訂正があった加入者らへ通知し、年金額の修正を促す――という作業の流れを想定しており、全体の作業を数年程度で完了させたい考えだ。
社保庁は現在、オンライン上で約3億件の年金記録を管理している。かつてはすべて手書きの紙台帳で記録を管理してきたが、1980年から順次オンライン化が進められ、次第に紙台帳は使用されなくなった。
再入力が可能なのは、紙台帳やそれを写したマイクロフィルムだけで、廃棄されたものは入力できない。ただ、社保庁は、「紙台帳やマイクロフィルムの件数は把握していない」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070621it06.htm
>民間の情報処理会社へ外部委託
いっそその方が確実かもね。
先日出た年金加入記録送付の件ですが、一部の社会保険事務所ではすでに自主的に担当地域の年金加入者の加入記録送付を決定していたそうです。
こういう事務所は間違えていない自信があるのかもなあ。
年金問題 要点を教えて