記事を消してしまったエキサイトは放置するとして、松本議員の日記を読んでいて気になった物を
●1000~厚生労働委員会~1200/第16委員室
さて、今日も厚生労働委員会が開催されました。今日の議題は「厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付に係る時効の特例等に関する法律案」(石崎岳君外4名提出、衆法第37号)です。年金の未登録問題を処理していくために、とりあえずすぐやらなければならないことは、時効を失効させておかなければなりません。5,000万件といわれる未登録年金番号を調査整理する、そして抜本的な社保庁改革を平行して進めていくことが、国民の真の不安・不信払拭につながることと信じているからです。
議員提案のこの法案の趣旨説明が行われ、柳澤厚生労働大臣も「政府としても異議はありません」と賛意を示しました。4時間の質疑を予定し、まずはじめに岸田文雄君(自民)の質疑から始まりました。
ところが、質疑が始まるやいなや、民主党の山井君から「厚生労働委員会桜田義孝委員長に対する委員用不信任動議」が委員長のテーブルの上にいきなり提出されました。しかし、その手続きが不備(提出者山井君の署名しかなかったが、この手の動議提出には5分の1以上の署名が必要とのこと)で、質疑中に各野党委員から署名を集め、再度委員会事務局に提出、受理。
委員会は委員長により休憩が宣せられ、理事会が開催されました。我々は何が起こっているのか、訳もわからずただじっと待つだけ。理事会室の周辺はマスコミがごった返していました。
理事会で動議の取り扱いについて協議され、委員会は再開されました。桜田委員長は自らに係る動議ですので、議長席を降り、与党谷畑筆頭理事が委員長席に着きました。桜田委員長には委員席はありませんので、なんだか被告人席のような立場で審議を見守ります。動議の趣旨弁明、賛成・反対討論が行われ採決に入りましたが、その結果は、賛成少数で「桜田委員長不信任動議」は否決されました。委員長席に戻った桜田委員長からはニコリと笑みがこぼれていました。そして、桜田委員長から休憩が宣せられ、午前の部は終了しました。
●1300~厚生労働委員会~1500/第16委員室
13時から仕切り直しです。再度岸田文雄君(自民)からはじまり、自民1名、公明1名、民主1名の三名が15時前までに質疑を終了、15時から始まる党首討論のため、15時45分まで休憩となりました。そして党首討論終了後、委員会は再開され、民主2名、共産1名、社民1名の計4名が質疑に立ちました。
質疑が終了すると、間髪入れずに質疑を終局し採決に入るよう動議が提出され、賛成多数で了承されました。しかし、委員長席は再びバトル状態。桜田委員長は顔を真っ赤にしながら採決を進めました。
時効特例法案は予定通り与党の賛成多数で可決し、委員長から閉会が宣せられました。
http://www.jun.or.jp/
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