慰安婦の存在を初告発した、チョン・ソウンさん追慕碑の除幕式
日帝『慰安婦』の存在を世間に初めて告発した、故チョン・ソウンさんを称える追慕碑が、チョさんの故郷である慶南(キョンナム)河東郡(ハドングン)に建てられた。
『日本軍慰安婦』の被害者、チョン・ソウンさん追慕委員会は26日、慶南・河東郡岳陽面(アクヤンミョン)平沙里(ピョンサリ)の小さな翠澗林(ツィガンリム)公園に、チョさんの魂を称える『追慕と平和の塔』の除幕式を行った。
この追慕碑は、『日本軍の慰安婦問題』を初めて世間に伝えて亡くなったチョさんの意を称え、日本政府の謝罪と補償を促すために建てられたもので、追慕委員会は塔の建設の為に5ヶ月にわたり募金活動を行った。
ソウルや大邱(デグ)、統営(トンヨン)などから集まった『慰安婦被害者』10人余りと、民主労動党のクォン・ヨンギル議員とノ・ヒチャン議員、ハンナラ党のコ・チンファ議員など200人余りが参加したこの行事は、献茶礼(ホンダレ=英霊に茶を捧げる儀式)、祭文の朗読、追悼の辞の朗読、除幕式、献花などの順序で行われた。
『慰安婦被害者』のギル・ウォンオクさん(79歳)は追悼の辞で、「歴史を継いで行くという心境で、日帝の謝罪を求める活動をしている」とし、「戦争が無くなって、私達のような痛みを持つ者が、これ以上出ない事を望む」と語った。
行事には、太平洋戦争の犠牲者を追慕する平和巡礼行事、『ストーン・ウォーク(Stone Walk)コリア・2007』の一員として全国を巡っている日本人5人が参加し、被害者を抱きしめて懺悔と和解を求めて注目を集めていた。
ここでは追慕と平和の塔の除幕式の終了後、チョさんの一生を描いたドキュメンタリー映画の試写会や平和コンサートが同時に行われた。
昨年の12月に発足した追慕委員会は、これまで追慕碑の建設の為に全国で募金活動を行って、中央政府と地方自治体、全国35の市民・社会団体と一般市民の後援を受けた。
故チョン・ソウンさんは14歳頃の1937年当時、日本軍の駐在所に留置されていた父親を釈放するという近所の里長の言葉に騙され、インドネシア等で8年間慰安婦の生活をして帰国した後、1991年に慰安婦の存在を否定する日本政府の主張に対立して、被害の事実を最初に公開し、慰安婦問題を国内外に拡散させるきっかけとなった。
彼女はその後、中国・北京の世界女性大会などで活発な証言活動をして、2004年に生涯を閉じた。
http://news.naver.com/news/read.php?mode=LSD&office_id=001&article_id=0001647678
里長に騙されたのを日本の所為にして謝罪と賠償を求めた記念碑ですか?
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