日韓歴史共通教材という時点で正体が…
目次なんかこうだし。
日韓の研究者・教員が10年がかりで完成。日本と韓国の歴史の共通認識を探る。
目次:
先史時代の文化と交流
三国・加耶の政治情勢と倭との交流
隋・唐の登場と東北アジア
10~12世紀の東北アジア国際秩序と日本・高麗
モンゴル帝国の成立と日本・高麗
15・16世紀の中華秩序と日本・朝鮮関係
16世紀末の日本の朝鮮侵略とその影響
通信使外交の展開
西洋の衝撃と東アジアの対応
日本帝国主義と朝鮮人の民族独立運動
敗戦・解放から日韓国交正常化まで
交流拡大と新しい日韓関係の発展
より深く理解するために
今朝の朝日で紹介されていたわけですが。
要約するとこんな感じ
著者等はこれによって議論の解消ではなく議論の踏み台になる事を期待している。
これまでお互いの教科書も知らずに論争してきた。(そんなこたーない)
この本の出版によって議論の足場が形成されたといえる。(えー?)
だがそれだけでなく、この本からは国民国家の仮構性が見えてくる。
過去の争いは「国民」の存在しない国家の力学に過ぎない。
そんな時代に存在もしなかった「国民」の歴史を見出すのは滑稽。
今でも国民が参与しているように見えるが実際は「国家」が争っているにすぎないんじゃねーの?
でもその国家を作っているのは、今も昔も国民だしな。
良いもの色々