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GWなのに出かける予定がキャンセルされてしまったので(どうせ今人少ないし)
交渉とか説得とか人を誘導したい時に行われる手段で、中途半端に頭の良い人がやる「馬鹿な手」という物がある。 ある元女子高生さんのお話。 受験で随分と苦しんでいたようだけれど、今は進学して立派な女子大生。 しかも看護学生と着実に自分の夢に向かって進んでいる。 おめでとう!おめでとう!がんばってね!! 彼女は一年ぐらい前は随分と凹んでいて、「この五年間遊んでしまった。自分は進学も出来ないだろう。」みたいな事を言っていた。 発言を読むととても賢そうな人なのに誰かに凹まされているんだろうなと思った私は「浪人生もこれからの一年で勝負をかけるわけだから、遅いって事はないんじゃね?挑戦してみたら?」と割といい加減な事を言ってみたものだが。 結果とても苦しんだけど、彼女は希望する学科に進学できたわけで。 いやそれを自分の手柄だと言いたいわけじゃなくてね。 頑張ったのは彼女で、進学できたのは彼女の実力であり努力が実った結果であって、つまり彼女には能力があったからこそ勝ち得たのであって、決して(実力が無いのに得た)奇跡では無いのだが、どうも誰かに「奇跡」と言われたらしいのだ。 それも彼女が耳を貸すべきだと考えている相手から。 この辺りの事で私は「嫌なタイプ」の匂いを彼女の周囲から嗅ぎ取ってしまった。 実は彼女が進学を決心したその頃、それを周囲に信じて貰えず随分厳しい条件を突きつけられていた事がある。 「今更勉強しても間に合わない。受験をしたいのならば『学校を辞めるか、休学をして実家で勉強するか』選べ」 それを読んだ時、正直この両親はアホじゃないかと思った。 人様のご両親をアホ呼ばわりはどうかと思う。思うがやっぱりこれはアホとしか思えない。(今日は毒はきタイムなので容赦を。) 高校三年生の将来の方向性を決める一番重要な時期に、親が退学か休学かの二者択一を迫るとは。 なぜそんな発言をしたのか、その理由ははっきりと分かる。 「学校に行かずに受験など出来ない。真面目に授業を受けて頑張って進学しよう」という答えを導き出したいがため「やはり学校に行きたいです。行かせて下さい。」と言わせたいがためにした発言だ。 けれど言われた本人は、そうは結論を出さなかった。 「出来れば学校には行きたいが、ダメだと言うならば仕方ない。今学校に行く事よりも受験して進学したい。」 そういう結論を出したが為に、学校の先生とは拗れ、ご両親とも更に拗れていったわけですが。 さてこれは(ご両親の思う)「正しい結論」を出さなかった彼女が悪いのか、「正しい結論」を出させる為に追詰めたご両親が悪いのか。 その当時親としてすべきだったのは、追詰めて余計な事に思考を使わせ勉強にも身の入らない状況に陥らせる事ではなく、応援してやる事だったと思うわけですが。 確かに当時の彼女には「甘さ」があったと思う。 が、そういう問題は横において、交渉法としてそれは有効なのかどうか考察したい。 以前、「相手を追詰めて条件を出さない。で、どうする?どうする?と言ってニヤニヤして相手の出方を見ているのが高度な外交戦術である。」と言っていた歴史家がいた。 しかし、これはかなり自分が上で相手が下でなければ成立しない。 というか、こういう事をするのは相手を相当に見下していないと出来ないんじゃないかと思うが。 もし相手がその追詰められた状況下でも何とかできる力が自分にあると考えたなら、或いは自分にこそ理がある、勝てると考えたならどうなるか。 まー戦争だわね。 思うに、第二次世界大戦も実はこれと似たような感じだったのではないだろうか。 アメリカは日本を追詰めて、思うようにコントロールしたかった。 日本が支配下に入ればそう悪いようにはしないつもりだった(のかもしれない)。 アメリカの言う悪いようにはしない「つもり」が、日本にとって本当に悪く無いかどうかは別問題だか。 しかし日本はアメリカが予想(希望)したような反応は取らなかった。 追詰められた状況下で出来る事=戦争で活路を開く、を選択した。 これは追詰められて暴発したというよりも、そういった状況下でも何とか出来る力が日本にはあると信じたからでは無いだろうか。 実際日本はアメリカが思うほど無能ではなく、しかし日本が希望するほど有能では無かった。 その結果が日本の敗戦だ。 そう思うと、今「北朝鮮を追詰めると暴発するのでは」という意見も、本当に怖いのは窮鼠猫を噛むではなく、北が「世界を相手にしても勝てる」と信じ込む事だと思う。 まあ大体その歴史家が「高度な外交術」で交渉した結果は、相手の不信を招き(実際めちゃくちゃな法知識を振り回し、「正しい結論」を出さないどころか反論してくると言って火病を起こし)交渉決裂したわけで。 結局「相手を追詰めて条件を出さない。で、どうする?どうする?と言ってニヤニヤして相手の出方を見る」は高度な外交術でも何でもなく、ただ一面的・一方的な考え方しか出来ない人の「稚拙な交渉術」じゃないのかと。 対等な形での交渉が出来無いという時点で社会性欠けすぎだし。 変に策略するよりも、普通に要求をストレートに言った方が物事上手く行くんだよ。 人格障害の一種に「相手を馬鹿だ無能だと罵り、自分無しでは何も出来ないと信じ込ませてコントロールする」というのがある。 「高度な外交術」とやらも、それに近いというか変形かなあと思うのだが。 メンヘル系の人はこういうのに狙われやすいというか、やられちゃう事が多いと書かれていた本があった。 精神的DVもこの系統だろうなあ。 進学したいと決心したのに「その実力ではどこにも進学できない」と凹ますのも、解説してくれと言われて「○○なんかに歴史講義した所で分かるわけが無い。言われたとおりにすればいいんだ」と返すのも。 人によってはこれで従わされてしまうらしいのだが、私はこういうのに物凄く反発するタイプなんだなー。 で、何をぶつぶつ書いているのかというと、実は知人経由で「散歩道は危うい。閉鎖すべき」というメッセージが届いた。 根拠を聞いても、どこからの話しかと聞いても答えないという、スゲー怪しい話なんですが。 いや、炎上するなら散歩道なんかとっくの昔に炎上してるし。 そう簡単に炎上させられないように作ってるあるんだし、ね。 で、新人女子大生さんにメッセージ アルバイト探しは自分に合う仕事を探せばいいんだよ。
by oneearth
| 2007-05-04 16:58
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