ワタリガニ漁獲量が激減、乱獲や環境悪化で…仁川
【仁川26日聯合】西海水産研究所が26日に明らかにしたところによると、仁川地域の昨年のワタリガニ漁獲量は1952トンだった。ワタリガニ漁獲量は2002年に1万4281トンで1990年の集計以来最大となったが、2003年は6547トン、2004年は1390トン、2005年は1587トンと減少が続いていた。昨年はやや増加したものの、2002年の13.7%にすぎない。
仁川のワタリガニ漁獲量が全国漁獲量に占める割合も、2002年は76.5%だったのが毎年減少を続け、2005年は42.7%で半数以下となり、昨年は28.8%まで落ち込んだ。仁川の主なワタリガニ産地である延坪島でも、2003年は449.2キログラムだった漁船1隻当たりの漁獲量が、2004年は154.7キログラム、2005年は151.4キログラム、2006年は69キログラムと大幅に減少している。
西海水産研究所は、南北が対峙(たいじ)している状況を悪用し北方限界線(NLL)付近でワタリガニを乱獲する中国漁船や、若いワタリガニまで捕る韓国の一部漁民の操業形態が、漁獲量減少につながったと分析する。実際に若いワタリガニの漁獲率は、2002年の7.1%から昨年は25.7%まで上がっている。また、2002~2004年に産卵期の低水温が影響し沿岸の産卵回遊が不振だったこと、埋め立てや干拓、砂の採取などで生息地環境が悪化したことなども原因と指摘された。
研究所は、ワタリガニ資源の回復に向け操業禁止期間を延長し若いワタリガニ漁の取り締まりを強化する一方、操業禁止期間には使用していない漁具を強制的に回収するなどの対策を講じる必要があると主張した。
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=2007022600300088&FirstCd=03
>操業禁止期間には使用していない漁具を強制的に回収するなどの対策を講じる必要がある
それがいい。