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米国:イラクは「最大の敵」21%、イランは26% 【ワシントン和田浩明】ブッシュ米政権が支援するイラクを米国民の21%が自国の「最大の敵」とみなし、昨年10月に核実験を実施した北朝鮮(18%)よりも上回っていることが米ギャラップ社による2月初旬の世論調査で明らかになった。3100人を超す米兵が死亡したイラクの現状を厳しく受け止めている米世論の動向が浮き彫りになった形だ。 「敵国」のトップは核問題を抱えるイランで、26%が「最大の敵」と回答。2位イラク、3位の北朝鮮が続き、中国が11%で4位だった。上位3カ国の順位は前回調査(06年2月)と変わらないが、イランは31%から5ポイント減少、北朝鮮は15%から3ポイント上昇し、イラク(前回22%)はほぼ横ばい状態だった。 他の「敵国」としてはサウジアラビア(3%)、アフガニスタン(2%)、米国自身(同)などがあがった。日本は0.5%未満。 調査は2月1~4日、全米の18歳以上の1007人を対象に電話で実施された。 http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20070225k0000m030012000c.html