日本の不参加に不快感 北朝鮮、エネルギー支援で
【平壌14日共同】北朝鮮外務省の李炳徳研究員(日本担当)は14日、共同通信に対し、6カ国協議の共同文書履行に取り組む姿勢を示した上で、北朝鮮へのエネルギー支援に日本が参加しない立場を表明していることについて不快感を表明した。日朝国交正常化に関する作業部会については「対応を研究(検討)している」としたが、拉致問題は「既にすべて解決した問題。われわれの立場に変化はない」と述べた。
変化が無ければ支援もありえませんが。
支援合戦に協力しないと孤立すると騒いでいる人もいますが、ブッシュさんはお墨付きをくれました。
ブッシュ大統領「拉致置き去りにせぬ」 日米電話首脳会談
安倍晋三首相は14日夜、ブッシュ米大統領と電話で会談し、6カ国協議の合意内容などについて意見交換した。両首脳は北朝鮮の非核化へ向けた作業が具体的に開始されたのは前進であり、北朝鮮が約束した行動を実施することが重要との認識で一致した。拉致問題について大統領は「日本の懸念は十分理解している。(2005年9月の)6カ国協議共同声明全体がバランスのとれたかたちで実施されていくことが重要だ」と述べた。官邸筋によると、大統領は「拉致問題を置き去りにしてはならない。日本が孤立することはない」と強調したという。
これに対し首相は「6カ国協議の進展は日米の緊密な連携のたまものだ。拉致問題の解決を含め引き続き連携していきたい」と応じた。
また、大統領は「日米同盟は極めて緊密で強固だ。首相の訪米を楽しみにしている」と語った。
会談は米側の申し入れで約15分間行われた。
http://www.sankei.co.jp/seiji/shusho/070215/shs070215000.htm
ブッシュに保証されても(w
いつもながら北朝鮮の外交・交渉術には感心させられる。再開された六カ国協議はのっけから法外な要求が飛び出したので、これは決裂間違いなしと誰しもが思った。だが、最後はきちんと帳尻を合わせて「アンニョヒカセヨ(グッドバイ)」だ
▼協議の目標は北の核放棄というその一点にあるが、せっかく手にしたおもちゃを手放すわけがないのは自明も自明。しかし「段階的に進めますよ。まず一部の核関連施設を停止、封印しますから例のものをよろしくね」と猫なで声をあげられると、「今度こそは本気かもしれない」と半信半疑ながらも信じたくなるのが、性善なる国々
▼こうして北朝鮮が六十日内に「初期段階の処置」とやらを取ると、五カ国は重油五万トン相当のエネルギーを支援する。そして核放棄努力の進行状況に応じて最大で重油百万トンを支援するというのだから、このおもちゃは作った甲斐があろうというむの。放棄したという確証なしに「放棄していく」という態度をみせるだけで「まんまとせしめる」技術は世界特許申請ものだ
▼日本政府が拉致問題解決まで支援はしないと覚悟を決めたのは当然で、これに対して「非核化の恩恵を受けて支援しないのはおかしい」と韓国代表が名指しで非難したというが、喉元に匕首(あいくち)を突きつけられて「カムサハムニダ(サンキュー)」でもあるまい。日本国内にも「これでは孤立する」という意見もあるが、独自の立場を貫くことに何の迷いが必要だろうか
▼他国の国民を拉致し、核爆弾をこしらえ、それをタネに恫喝を繰り返す相手になんで“見返り”を与えなければならないのか。こんな理不尽に理解を示す方がおかしいのだが、そんな能天気がごろごろいる。
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/column.cgi
外交というより、駄々こねは朝鮮民族の常套手段だからなあ。