初めての韓国旅行で印象的だったものに、佐古さんは韓国の民家を挙げた。
「まっすぐじゃないんですよ、柱とか屋根がね。でもそこに人間が作った感じが出ている。背景の自然とも調和している感じを受けた」
http://www.onekoreanews.net/news-bunka01.cfm
ちょっとマジに書くと、大陸では建築に適したまっすぐな木材は貴重品。
例えば、丸木を使った建築物がありますが、大陸では木が貴重なので角材にしないでそのまま使っているだけです。日本の場合は割れやすい芯の部分を避けて角材を作り、さらに装飾として角を削って丸木にして使います。
ヒノキのような材木に適した種類の木が多い日本が特殊なんですね。
日本は樹木が豊富なので、普通の民家でも太くて大きな柱を使っていますが、大陸では大きな柱なんて富の象徴みたいなもの。
朝鮮の普通の民家が、うねった木そのものの柱を使っているのは仕方ないんじゃないのかな。