石原都知事 四男起用で自分の仲介認める
石原慎太郎都知事の四男・延啓氏が2004年1月にスイス・ダボスで開かれたパーティで、和太鼓奏者の舞台背景の「鏡板」を描くために渡欧し、旅費などが公費から支払われていた問題について、石原都知事は06年12月17日、フジテレビの情報番組「スタ☆メン」に出演し、「(四男に)『やってくれ』と言いましたよ」と、自らが四男の起用に仲介したことを認めた。また、「余人をもってかえがたい」と発言したことについては、「これは私は、舌足らずで反省してますね。(中略)もっと複雑な意味であって」とした上で、「ただ働きだったらしょうがないから、あいつにやらせたらいいじゃないかというんで、『余人をもってかえがたい』って言ったんでね。別に芸術家として言ったわけではない」と述べた。さらに、出演者の「(四男に)自分の力でやれといってやれば良かったのでは」との指摘については、「彼はやってますよ。私は彼の画業に手を貸したことはございませんよ。だからあんなところまで来ましたからね」と、四男について芸術家として一定の能力があったことを強調した。
これは比較的中立な記事。
石原都知事、生番組に出演…苦しい釈明、紅潮し反論
東京都の石原慎太郎知事は17日夜、フジテレビ系「スタ☆メン」に生出演し、豪華視察旅行や四男の都政関与の問題について語った。相次ぐバッシング報道を正面突破する予定だったようだが、司会の爆笑問題・太田光氏や橋下徹弁護士らに厳しく追及され、顔を真っ赤にして釈明するなど、苦しい場面も見られた。
登場直後、石原知事は「選挙のためのマイナスイメージ・キャンペーン」と語り、自身の3選出馬に絡めて問題を矮小(わいしょう)化しようとしたが、ジャーナリスト池上彰氏がパネルを使って問題を説明すると劣勢ぎみに。
豪華視察旅行については、「僕は(視察先の)宿舎について注文を付けたことはない。特にワシントンはホテル代が高い。規定を上回る場合、事前に人事委員会で許可をもらっている」などと説明した。
四男で画家の延啓(のぶひろ)氏が、石原知事のトップダウンで始めた現代芸術振興事業「トーキョーワンダーサイト」に深くかかわり、公費で海外出張した問題については、「タダ働きする人間はそう簡単に見つからない。東京のために良かれと思ってやった」と強調した。
橋下弁護士が「石原さんの著書を読んで日本や日本人のあり方を学んだ。そんな方が、どうして(行政の)公平性を担保するやり方をしなかったのか?」と聞くと、石原知事は「タダ働きをする…」などと苦しい釈明。
太田氏が「これまで都民や国民は石原さんのようなキャラクターを許してきたが、俺みたいな若造まで(今回の問題や疑惑では)食いついてる。ちょっと、やり過ぎたんじゃないか?」と詰め寄ると、石原知事は「何をやり過ぎたのか」と顔を真っ赤にして反論した。
http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_12/g2006121801.html
少し見ていたけれど、追及していたのは橋下さんだったし、石原知事も平然としていたように見えたけどなあ。
石原都知事はテレビ生出演で余裕
石原慎太郎都知事(74)は17日夜、フジテレビの情報番組「スタ☆メン」に生出演。来年4月の東京都知事選立候補の動きがある海江田万里氏(57)について問われると「海江田さんってのは、落選中?いいんじゃないですか」と余裕の表情をみせた。さらに「共産党も別の候補を立てて、選挙のためのマイナスイメージキャンペーンを共産党らしくやってくると思う」と斬り捨てた。
四男の海外出張問題については「ただでやってくれる人がいないから彼に頼んだだけ。息子はぬれぎぬを着せられた」と強調。会見で四男を「余人をもって代えがたい」と発言したことに関しては「これは反省している。舌足らずだった。別に芸術家的な評価ではなく、ただ働きだからあいつをやらせようという意味」と釈明した。
司会の爆笑問題・太田光から「この人は怖い」「周りはイエスマンが多い」などと突っ込まれても終始笑顔で、声を荒らげる場面はなかった。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/12/18/03.html
どちらかというと、こちらの方が正確な記事に思う。