ハードオフは撤退したけど

ブックオフ、中間期堅調、韓国進出やカード事業でCCCとの提携も発表

ブックオフコーポレーションが11月15日に発表した2006年9月中間期の連結業績は、売上高が前年同期比8.7％増の223億7000万円、経常利益が同18.2％増の15億8600万円となった。店舗の専門店化、大型化、複合化が進展。書評コーナーの新設による高付加価値化や、カフェの併設による顧客層の開拓も奏効したという。純利益は同13.5％増の7億4800万円となった。

同社は下期に、すでに拠点のある北米、欧州地域を中心に海外で積極的な出店を進める予定。また11月中に韓国で現地法人を設立し、アジア地域初の店舗をソウル市に出店する。新会社の名称は「B.O.C. PRODUCE KOREA」。資本金は4億5000万韓国ウォンで、代表取締役はブックオフの橋本真由美社長が務める。協力関係にある中古電機店チェーン、ハードオフコーポレーションの韓国法人から店舗を譲り受けるという。

国内事業では、カルチュアコンビニエンスクラブ（CCC）子会社Tカード＆マーケティングと提携する。ブックオフの会員カードを共通カード「Tカード」に移行。レンタルビデオ・チェーン「TSUTAYA」などとポイント・サービスを統合する。これによりTカード会員を顧客として取り込む。またTカード＆マーケティングの会員向けマーケティング・ノウハウを生かして店舗のリピート率向上を図るという。順次切り替えの手続きを進め、2007年10月をめどに移行する。

いずれも2007年3月期通期の連結業績に与える影響は軽微とする。ブックオフでは通期の見通しを据え置き、売上高を前年比6.6％増の450億円とした。経常利益は同16.0％増の34億5000万円、最終利益は10.1％増の17億円を見込む。

http://www.nikkeibp.co.jp/news/flash/518337.html

韓国にも古本屋はあるから、何とかなる…のかな？