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小泉外交の最大の功績は
検証小泉政権(下) 米追従外交の重いツケ

 小泉純一郎首相の外交観をこれほど端的に表した言葉もないだろう。
 「日本と米国の関係が良ければ良いほど、中国や韓国をはじめ世界各国と良好な関係を築くことができる」
 昨年十一月、京都でブッシュ米大統領と首脳会談を行った後の共同記者会見で首相が口にしたせりふである。ブッシュ大統領は深くうなずきながら「日米関係は死活的に大事だ」と呼応した。
 五年余の小泉政権の外交は、ひたすら対米関係優先であった。日米同盟を強化し、深化する道を突き進んだ。その結果として、いまの日米関係は「史上最良の状態にある」とまでいわれる。
 だが対米重視に偏るあまり、小泉外交は単線外交に陥り、柔軟性や幅の広さを欠いた面が否めない。そのために行き詰まり、ツケを残すはめになった。
 小泉政権下で極度に険悪化した中国や韓国との関係が、そのことを雄弁に物語る。両国とは首脳同士で話し合うこともできない異常な状態が続いている。
 「日米関係さえ良ければ中韓とも良好な関係が築ける」という首相の言葉とは遠く懸け離れた現実が、私たちの眼前にある。小泉外交とは何だったのか、あらためてそう問わずにはいられない。

 蜜月関係と同盟変質と

 小泉政権が誕生して五カ月後の二〇〇一年九月十一日、米国の政治、経済の中枢部が同時多発テロに襲われた。ブッシュ政権は「テロとの戦い」を世界に宣言し、そのことが小泉首相をさらに日米同盟強化路線へと駆り立てた。
 アフガニスタン戦争で日本はインド洋に多国籍軍支援の給油艦を派遣した。続くイラク戦争では、小泉首相はいち早く米国への支持を表明し、戦地同然の他国領土に自衛隊まで送り込んだ。
 米国に付き従うことが日本の国益と首相は判断したのかもしれない。北朝鮮の核・ミサイル問題、発展目覚ましい中国の存在も念頭にあったのだろう。
 米国が主導したイラク戦争にはもともと正当性に疑義があり、国際社会からは米国の単独行動主義への批判が渦巻いていた。復興支援とはいえイラクへの自衛隊派遣は、平和憲法の歴史に消し難い汚点を残したと言わざるを得ない。
 自衛隊の海外派遣の拡大と符節を合わせるかのように、日米の同盟関係がいつの間にか「世界の中の日米同盟」と語られるようにもなった。このことも小泉政権五年余での大きな変化である。
 対テロ戦争はもとより、中東から東アジア地域にかけての「不安定の弧」に日米共同で対処する。国民にはまだ詳しく説明されていないが、在日米軍再編で明らかになった米軍と自衛隊の一体化もその延長線上に位置している。
 そこから見えるのは、日本が米国の世界戦略に追従し、その一翼を担う構図である。自衛隊の海外派遣をいつでも可能にする恒久法制定の動きは、それと無関係ではない。集団的自衛権の行使、憲法改正をめぐる論議もまたしかりだ。
 しかし、米国が常に正しいとは限らない。イラク戦争で証明されたように、米国の一国主義的な行動は国際秩序を脅かしてもいる。日本は黙って従うだけの関係であっていいわけがない。

 欠けていた理念や戦略

 小泉外交の最大の罪は、繰り返し指摘するまでもなかろう。大事な近隣国であり、東アジアの構成員である中国や韓国との関係を決定的に損ねたことだ。
 良好な日米関係を土台としながら、近隣国とも未来志向の発展を目指す。首相は就任当初はそう考えていたに違いないが、自身の靖国神社参拝により中韓との信頼の糸を絶ち切ってしまった。
 ここで小泉首相が露呈したのは、確かな外交理念や戦略を持っていなかったことである。日中・日韓間には難問がいくつも横たわる。打開する道は信頼感の醸成しかないのに、首相は中韓の反発を承知であえて靖国参拝を繰り返した。
 小泉外交で評価されるのは、北朝鮮に二度も乗り込み、金正日総書記に日本人拉致を認めさせ被害者と家族を連れ戻したことだ。しかし、真の解決には中韓の協力が欠かせない。両国との関係悪化は拉致問題にも影を落としている。
 日本が常任理事国入りを期した国連安全保障理事会の改組でも、近隣国との関係が災いした。日本の常任理事国入りに中国ばかりか韓国までが反対に回ったのだ。米国にのみ目を向け、中韓を軽んじてきた小泉外交は墓穴を掘った。
 先日の自民党議員の「アジア外交ビジョン研究会」発起人会で、山崎拓前副総裁は「国連中心、日米同盟、アジアの一員の三つが三角形であるべきなのに日米同盟が突出している」と述べた。この批判を外交立て直しに生かすときである。

http://www.niigata-nippo.co.jp/editorial/index.asp?syasetsuNo=115


私は笑わせてもらえて非常に楽しかったのですが。
何がそう不満かねえ。

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    by oneearth | 2006-08-29 22:25 | 国際
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