ヨン様レストランにシロガネーゼ白け気味

ヨン様韓国料理店にシロガネーゼが「ペッ」…そのワケ

脇見運転による交通事故も頻発

ヨン様
　“ヨン様”ことペ・ヨンジュン（３３）＝写真＝がプロデュースした高級韓国料理店「高矢禮（ゴシレ）」が、１０日にオープンする。東京・白金というセレブな場所柄も手伝い、先月末までに、すでに約４０００人の予約が入っているという。ところが、オープン前にもかかわらず、店周辺にはファンがウロ付き、脇見運転による交通事故まで発生する始末。これにはシロガネーゼもオカンムリで、店側に抗議も辞さない構えを見せる。ヨン様も涼しい顔で笑っている場合ではないかも。

　「７月２３日のレセプションパーティーのときは、前夜１１時くらいからファンが集まり出して騒いでいました。先が思いやられますよ」とは、「ゴシレ」の隣に住む男性。

　ヨン様が出席したレセプション前夜には徹夜組が出るほどで、当日も３００人近い人だかりが歩道一帯を埋め尽くした。店の裏手マンションに住む主婦も「マンションの自転車置場にも許可なく侵入して、携帯カメラでパシャパシャ撮ってました。通りにくくて困りましたよ」と不満を募らせる。

ヨン様（上）が出店した韓国料理店「ゴシレ」。ファンの予約は殺到も、地元からはブーイング＝東京・白金
ヨン様（上）が出店した韓国料理店「ゴシレ」。ファンの予約は殺到も、地元からはブーイング＝東京・白金
　これが一過的な騒動ならまだしも、厄介なのは、ヨン様が帰国した後も見学ファンが絶えないことだ。なかには、わざわざ電車を乗り継いで訪れるファンもいるという。埼玉・大宮からやってきた中年の姉妹は、「店に来たのはこれで３回目。ヨン様に会えるわけじゃないけど、暇だから。迷惑かって？　マナーが悪いファンもいるけど、静かに見ている分には問題ないんじゃない？」と話す。都内に住む“ヨン友”の主婦２人組も「オープンしちゃえば静かになるでしょ」とケロリ。

　さらに、住民がまゆをひそめるのは、店前の通りで頻発する脇見運転による衝突事故。通り沿いに住む男性は、「３回くらい立て続けに起こっているんだよ」と語気も荒い。

　“ヨソ見”ならぬ、“ヨン見”事故が多発しているとなれば、近隣住民も気が気でないはず。高輪地区総合支所によれば、「町内会としては、とりあえずオープンまで静観するつもりのようですが、このまま鎮静しないようなら、店側に何かしらの対応を求めるとのことです」という。

　これに対し、店を運営するインタラクティブメディアミックス広報担当者は、「レセプション時には、警備を手配し、日本の公式サイトでも近隣の方へのご迷惑にならないよう呼びかけ、また、同様の内容のチラシを店舗周辺でお待ちの方々に配布しました」と弁解する。

　だが、現在の状況に対してコメントはなく、ヨン様の今後の来日予定やその時の対策についても、「現時点でその予定はない」とし、明確な返答は得られなかった。これで、果たして、ファンの暴挙を抑止できるか－。

　「私たちの食文化を紹介する小さな出発点。これからも、日韓の文化交流になることをやっていきたい」。パーティーで語ったヨン様の熱い願いも、シロガネーゼはしらけ気味のようだ。

http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_08/g2006080311.html

セレブの店では無いって事だ。