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ネットを散歩していて見つけた面白いものをmemo
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週刊文春も靖国月間
週刊文春が靖国特集をやっています。

石田衣良


▼A級戦犯は参拝を望まない

天皇陛下のメモにも、小泉さんの発言にも、奇しくも「心」という同じ言葉が出ました。
ですが、このメモが発見されたから、陛下の言葉に従って参拝はやめた方がいい、ということは全くないと思います。

ぼくは、メモとは関係なく、やはり小泉首相は靖国に参拝すべきではない、と考えます。

先日取材のために韓国を訪れたのですが、やはり人々に勢いがあって、素晴らしい。
民間レベルでは、日本人に対してもフレンドリーで敵対心もない。韓国や中国との対立を煽っているのは、一部の政治家とメディアに過ぎません。
東アジアが力を合わせて一つの方向に向かえば、素晴らしいことができるのに、もったいないなあと思うんです。

さらにA級戦犯の方々の気持ちを想像すると、もし自分たちの存在によって日本という国の国益が損なわれていると知ったら、「自分たちのことは別にいいから。祀ってくれなくてもいいし、来なくたっていいよ」と多分おっしゃると思います。「大事なのは私たちではなくて、日本という国のことだから」と。

それが分からないような人なら、A級戦犯の地位までいってないはずですよ。
一部の、国内でだけ威勢のいい人たちは、先走りすぎていて想像力が足りないように思います。

小泉首相は、あのワンフレーズで言い切る物言いが人気の秘訣でもあったのですが、「人それぞれ、心の問題」というだけでは説明不足でしょう。
ここははっきりと、参拝しないと明言し、<A級戦犯の方々も、国益のために参拝しないのであれば、むしろ喜んでくれるのではないか>というメッセージを打ち出すべきではないでしょうか。

さらに、謝罪の方法としてぼくが提案したいのは、日本、中国、韓国の三国共通プロジェクトとして、靖国神社とは別の追悼施設を作ることです。
天皇陛下がまったく顔を見せていない施設にずっと焦点が当たり続けているのはおかしなこと。
誰もが参拝できる施設を作るべきです。

三国で話し合い、東京のどこかに建てることが出来たら、つまらない空港なんか作るより、ずっと有意義だと思います。

ソース:週刊文春8月3日号 27ページ 


とっくに亡くなった人が何を思っていたかなんて、なんで分かるんだ?

◇養老孟司…解剖学者


▼天皇の中立性を侵した日経こそ問題

小泉首相は靖国に関して「心の問題」といいますが、その通りで、本人の問題だと思います。
行きたいのであれば行けばいい。そのことでメディアに叩かれることもない。
それが「信教の自由」だと思います。

首相が参拝すると様々な問題がある、といわれますが、問題が「ある」のではなくて、
メディアが問題を「作って」いるんですよ。
「経済に影響する」というのもメディアですが、本当に影響があるのか。

今回も、日経新聞がスクープによって新たな「問題」を作り出した。
「天皇の中立性」というものを日経の記者はどう考えているのか。
昭和天皇ご自身は、自らの政治的中立性を、強く守っておられたはずです。
今の天皇陛下も、色々とおっしゃりたいことはあるでしょうが我慢している。
「天皇の中立性」とは、天皇陛下が我慢しさえすれば守られる、というものではなく、皆がそういう意識を持つことで守られるものです。

「これは特ダネなんだから、天皇の中立性なんて潰してもいい」と考えたのでしょうか。
メディアは今一度自らの倫理基準を問い直すべきです。
「天皇の政治的中立性なんて、ウチの会社は認めませんよ」というのなら、現在の天皇制のあり方自体を考えなくてはいけなくなる。
天皇陛下のプライベートな発言を、今度は別の社が「こういうことも言っている」と使うかもしれない。
そういう天皇制の根幹に関わることを、勝手に一社が、スクープのためにやらないでくれ、といいたい。

新聞は「談合を許すな」と書きますが、自分たちにも職業倫理がないなら、そういうことを書く資格はない。

私は、今回の騒動の中で本当に国益を考えて行動したのは、福田康夫さんと小泉首相だと思っています。
福田さんは、日経の記事が出た翌日には不出馬を表明した。
「国論を二分することになりかねない」というのは明らかに中国を意識した発言です。
富田メモで、参拝反対派に追い風が吹き、世論が安倍、福田でまっぷたつに割れる、ということを恐れたのでしょう。
小泉さんが「心の問題」といって、大事(おおごと)にしないのも、極めて正しい対応だと思いますよ。

今、戦争で亡くなった方のためにお参りしようと思ったら、靖国神社以外にはありません。
そして、戦犯もある意味では戦争の犠牲者です。戦争とはそういう犠牲者を生む行為だということを、あそこに参拝することで示してもいる。
靖国をなくしてしまったら、日本人の記憶から戦争自体が消えちゃいますよ。

ソース:週刊文春8月3日号 24ページ


正論ですね。




◇上坂冬子

▼あんまり騒ぎなさんな


富田元長官の手帳から、昭和天皇のご発言が発見されたことはスクープですし、その歴史的意義は大きいでしょう。でも、だからといって靖国神社はA級戦犯を分祀すべきだというのは、あまりに慌てすぎ。大騒ぎするほどカチッとした内容のメモじゃありません。

メモの冒頭に「A級」という二文字があって、文末に「だから私あれ以来参拝していない」とあるだけです。その頭と尾っぽをくっつけて、A級戦犯の合祀によって、天皇は靖国参拝を中止したと断定するのは拙速にすぎます。

それよりも名指しされていたのが、松岡洋右元外相と白鳥敏夫元駐イタリア大使の二人だったことのほうが、私には衝撃的でした。

二人とも軍人ではなく文官であり、日独伊三国同盟を結ぶのに尽力した人物ですから、この同盟に天皇が反対していたことは確かなようです。

いわば伝聞メモに「A級」「合祀」などの文字があるのを理由に昭和天皇の「意思 明確に」と新聞に書かれていましたが、これは早トチリです。たとえば、『昭和天皇独白録』で天皇は、あんなにA級の東条元首相を褒めているではないですか。

富田元長官のメモが公になってから、絞首刑に処されたA級戦犯の遺族が悲痛な手紙をくれました。
そこには「これでは父は犬死にです。本当に陛下はあのように発言されたのでしょうか」とありました。
他の遺族たちも同じような無念を感じていることでしょう。

最後の参拝は昭和五十年十一月で、A級戦犯合祀が五十三年十月ですから、それっとばかり、「だから」あれ以来参拝中止となったと結びつけたのでしょうが、昭和四十四年から四十九年までは国会で靖国神社の国家護持が議論されて紛糾し、最後の参拝前日には参院内閣委員会で、天皇の参拝は私的か公的かと富田元長官(当時は次長)が野党議員から追求されているのです。

合祀問題よりも、こうした国会の紛糾から宮内庁が参拝を中止する方向に傾いたと考える方が、よほど合理的ではないでしょうか。

そもそも、合祀・分祀は靖国神社の決めること。
このメモに小泉首相靖国参拝をゆるがすほどの意味ありとは、私には考えられません。

ソース:週刊文春8月3日号 25ページ 


天皇メモで参拝反対に世論が傾くと思ってるのが甘いよなあ。



◇櫻井よしこ
▼あくまで未検証のメモ

メモが書かれた当時の陛下のご体調を調べてみますと、前年九月に開腹手術をされています。
腸閉塞との診断でしたが、実際にはガンでした。そして翌年の一月に崩御されています。
メモにある誕生日前の定例会見も従来の三十分から十五分に短縮されており、陛下のご体調が思わしくなかったことがわかります。
こうした状況の中で陛下のお言葉を富田元宮内庁長官がメモに残していたわけです。

陛下がメモに書かれているような言い方を本当にされたのか、非常に疑問です。

日経新聞に掲載されたメモの写真を見ると、右上に「4・28 ④」とあります。ならば、①から③も合わせて読まなければ、メモの真意を掴めないでしょうし、ましてや、メモの記述が陛下の真意を反映しているかさえ不明です。
陛下のご発言から富田元長官自身が幾つか重要だと考える言葉を抜き出して書いたメモですから。

富田元長官の残した日記と手帳全体を、当時の状況と照らし合わせながら、仔細に検証しなければ、メモの記述が陛下の真意を反映しているか否か、確認できません。

仮に陛下のご発言であるとしても、問題は残ります。

陛下はお好きなテレビ番組や相撲取りでさえも、発言が一人歩きすることを懸念して、明らかにされなかった。
公の発言については常に慎重の上にも慎重を期していらした陛下が、仮にメモにあるようなご発言をされていたとしても、それは公にすべきものではないのです。

なぜなら陛下はご自分の発言で現実の事柄を左右してしまうことを強く戒めていらした。
加えて陛下の私的発言で政治を動かすことは立憲君主制に反することだからです。

生前の富田元長官は、日記と手帳を「死んだら棺桶に入れて一緒に焼いてもらうつもり」だったとの報道もあります。
にもかかわらず、メモが公表され、首相の靖国参拝への影響が取り沙汰されている事態に、最も心を痛めているのは、先帝陛下と富田元長官ではないでしょうか。

まず、メモの信頼性を検証すべきですが、前述のような理由で、メモによって政治が左右されてはなりません。

私たちは一九九二年に中国との関係ですでに一度、天皇を政治利用する過ちを犯しています。
この過ちを繰り返してはならないのです。ですから小泉首相はご自分の信念で靖国神社に参拝されるべきです。

ソース:週刊文春8月3日号 25-26ページ 


政治利用するために、メモを公開したわけで。

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    by oneearth | 2006-07-30 14:17 | マスコミ
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